2016年8月開催のＲＩＯオリンピックが終了しました。カヌースラロームのコースは、設計段階の実験でＣＫＮＭが完全に図を作りエーネストブックに掲載しましたが、１００％間違いないものという完璧な調査でした。日本でＣＫＮＭだけができたことだったのです。そのＲＩＯの実際の予選に設定されたゲーツ配置。
コース
図はザックリで、縦横比を変えています。
水色曲線はブロックによる水流だけわかりやすいように表示しました。
ボイル系(底に設置）はかいてありませんが、このコースはうねり中心にカレントが流れています。
予選のゲーツ
24ゲーツ（６ＵＰ）
今後ここで国際大会はパンナムぐらいしかやらないでしょうから、コース図描いてもあまり意味が無いとおもいますが、予選だけ書きました。（パンアメリカン大会はエリア限定のストリームなので、日本からは見ることができないイベント。なぜ隔離するのかは不明。）
クイズ
ＲＩＯカヌースラロームに出場する選手は全部で何艇だったでしょう？
答え
Ｋ１男子21艇＋Ｋ１女子２１艇＋Ｃ１男子１６艇＋Ｃ２男子12艇＝70艇
70艇でした。
C2男子は今回RIOが最後で、東京からはC1女子が替わって加えられます。
日本のコース建設予算が65億ですので、一人1日または2日間の為に約1億円の建設が行われます。
しかし未来へレガシーとして残れば、それは意味のあるものです。そうなってほしいですね。
8月開催のオリンピック
昔のオリンピックは開催都市がイベント月等決定できましたが、現在では8月と決められてしまっているそうです。東京も暑い、また台風もあり得る季節だけに屋外競技は安定した場所で行ってほしいと選手は願っている事でしょう。
