2016年8月8日~ブラジルのリオで夏季オリンピックが開催されています。
カヌーカヤック最初の種目はスラロームです。
2日目はC2とK1wが行われました。
カヤック女子一人乗り予選結果
カヤック女子一人乗りスラローム予選HEATで波乱がありました。
波乱1:
HORN選手の夢ではない
予選リーダーとなったのはStefanie HORN 選手。
イタリアの167cm59kg1991年生まれ。ボートはガラスポのSONICBOOMパドルはNaja Midi MCQ。この選手はU23世界選手権2013で銀メダルをとったのです。ジュニア時代は強かったのですが、シニアになってから、思うような成績が出ていなかったのですが、RIOで大爆発しました。
彼女のモットーは「夢見ているだけじゃなにもならないけど、現実的すぎると夢が無くなる」。
つまり彼女はRIOで勝つために秘策を練習してきたのかもしれません。
次なる準決勝にショウタイムが出来ました!
注目しておきましょう。
波乱2;
悲しみのSATILA&LAOFNT
地元ブラジルのSATILA選手がセカンドランでまさかのゲート不通過+50で予選落ち。タイム的には5番手から表彰台も狙えそうな選手だっただけに、地元ブラジルは大変な出来事に右往左往している事でしょう。SATILAはブラジルオリンピックが決まってからの国際レースでは確実に順位を上げて来ていた選手で、ブラジルのホームアドバンテージがあれば、もしかしたら銅メダルと取れるのではないかとさえ思われていただけに、この悲壮感をバネにして、次なる大きな大会で勝てる選手へのポジションにステップアップしてほしいです。
そして、フランスのLafont選手の大不調、セレクションで一発逆転のパワーを見せつけたのに、このデオドーロに苦戦。準決勝へ進めないと言う事に。
もはやうーーーーーーーーんとしか言いようがない・・・。
予選順位はかなりランダムで着けられたような順位の様相で実力派が中盤から下位に散らばってしまっています。
個人的な予想では、準決勝ランでの順位でビッグネームは落ち着くと思われ、最終的にFOXとKUDEJOVAにLUUKAとJANAあたりが絡んできそうな気配です。
海外ではCHOURRAUTがFOXと絡むとみている人は多いみたいです。
日本選手の矢澤選手は予選敗退となりました。