アメリカ国ノースカロライナ州にある国立ホワイトウォーターセンターである人口ウォーターパークのラフティングなどにも利用されるスラローム・ワイルドウォーターコースで脳を食べるアメーバが発見され緊急閉鎖しました。
マジかよびりびりするパンチのあるニュースが入ってきました。
能食アメーバで死亡
事故発生したスラロームコースが閉鎖
WWC(ホワイトウォーターセンター)で約2週間前に水質検査した所、危険なアメーバの陽性反応が出ました。この特定のアメーバがこの施設に存在していると、メルクレンブルグの保健局監督のドクターマーカスさんは記者会見で発表。
この後準備が整い次第本格的な検査に移行する事となり、そして、施設は閉鎖されました。
閉鎖にまで至った経緯には、オハイオ州の10代の女子高生がこのホワイトウォーターセンターを訪れた後に脳みそを食べるアメーバに侵食され先週の日曜日に死亡したのです。
フォーラーネグリアと言われるこのアメーバは暖かい淡水で池や湖に見られる能食のアメーバなのです。普通に飲み込んだりしなければ侵食されることはないのですが、脳に近い鼻から侵入してしまうと侵食し始めてしまうのです。(実際には食べているわけではありませんが、このアメーバが脳を溶かしてしまうため「能を食べるアメーバ」と言う広まりを見せている)
このアメーバは多くの水源に存在していると言っています。このアメーバでの病気となった実例は近年10年間で35件というものです。
保健局による本格的な再検査で陽性が確実となり、閉鎖となりました。
現在、フラットウォーター・スプリント用のコースはオープンしている。
東京オリンピックでは大丈夫?
東京オリンピックで人工コースのスラローム場が建設されますが、競技場内だけで水をぐるぐる回していた場合や、ポンプを止めて水が停滞し淀んできた状態になった場合に、この菌が住み着く可能性があることは否めません。実質稼働していたウォーターパークのラフティング域で見つかったのですから。
日本でも訪れた観光客が死亡しかねないために、施設運営にさらに日本は衛生局の定期的でこまめな専門テストを行う必要があることになります。
通常の水質検査とは別に、新たなアメーバなど対応の予算も必要となるのです。
こうしたこともあり、東京の江戸川にスラロームコースを作るのではなく、流水が常に起こせる大型河川にキャナルを作ってのスラロームコース建設が安全で長期的な展望を見越せるのです。
新しい東京都の都知事の方は、こういう重要な要件を再検討していただきたいものです。
ニュース映像
ドクターの会見
これだけ膨大な水なのに、簡易検査でも陽性反応が出てしまう事実。
また、お湯の循環型スーパー銭湯で、菌が傷口から入り死亡した事故など、循環型は危険なのに、オリンピック施設建設では、日本政府は知らぬ顔。自分で情報を調べない有識者は、お金もらってYESと言う便利屋。本当に日本は進める方向に都合のいい人しか参加できない・・・