ｶﾇｰｽﾌﾟﾘﾝﾄボートではNELOとこのPLASTEXは利用シェアが大きいﾒｰｶｰです。
PLASTEXの新しいモデルについて。
出来るだけ自分の体重にあわせたモデルを使いたいところです。
K-1 Bullet
モデルサイズ: 利用選手体重目安:
S 60 kg
M 70 kg
L 80 kg
XL 90 kg
ボート長さ: 5.2 m
ボート重量: Up to 12 kg
競技対象: Sprint / Marathon
モデル: Club , Racing , Racing Plus , Extreme
インターナショナル・カヌー連盟公認モデル。
構造はサンドイッチ真空バッグ技術。
ビュレットのシリーズはかなり人気が高い。
昨年（2015年）の世界選手権終了後10月20日に発表されたもでる。
その後、すぐにこのモデルを導入し、ミラノで世界選手権と同じテクニカルスタッフによってテストしたのですが、スピードはテストで銀のタイム。レースでも成功して、衝撃を与えたモデル。
現在多くのトップアスリートに注目されているモデルとなり、トップ選手は今年のレースで使うために生産の出来上がりを待っている状態だったのです。
ファイターRIO
モデルサイズ: 利用選手体重目安:
S 60 kg
M 70 kg
L 80 kg
XL 90 kg
ボート長さ: 5.2 m
ボート重量: Up to 12 kg
競技対象: Sprint / Marathon
モデル: Club , Racing , Racing Plus , Extreme
インターナショナル・カヌー連盟公認モデル。
構造はサンドイッチ真空バッグ技術。
各クラスとも整形色は１なので、2色以上は別途相談になるそうです。
PLASTEXの無料保証は原則2年間（正常な使用で固いものにぶつかったりしない。輸送での問題別、太陽下に起きっぱなしにしない）
スエーデンで日本円にして約21万円(税込)で販売されていました。
日本だと、もし海外から購入すれば航空貨物の手配や梱包など別に手配が必要となるでしょう。納期も結構かかるはず（受注生産が多い）。
＝安く買うコツ＝
自分で英語（現地語）で交渉できるレベルになると、メーカーは直に売ってくれなくても、知り合いのレーサーが何とかしてくれる場合がある。ボートが盛んな国はボートの価格も手に届きやすい。
あとは為替。今はやや円高125円前後ですが、出来る限り安いレートで買うのは、本体だけでなく輸送料などにもかかわってきます。また、相手国の税金などを払う必要がないだけにそれらの交渉もできるようになるのは、より安く買うために必須。そして、そう言う事までできる相手を相当探し回らなければ、つらいでしょう。
ポーランドのボートといっても、ポーランドで買う必要はなく、関係諸国で探し回った方がユーロ対応でのクレジット、（クレジットが使えないことは良くある）で購入を頑張るしかないが、失敗もダイレクトに自分に返ってくるだけにそれを飲み込めなくなくてはならない。しかし、海外取引は代理者をおいてもリスクは自分で受けるのがルールなので、どっちみちなのである。そういうのが嫌な人は、日本の代理店から買う事です。
あとは保管場所と移動方法の問題ですね。
競技力向上ならここにお金を使ってほしいよね
学校の部費がほぼないクラブのカヌー関係ですが、部員が少なくてもボート数が少なく、乗りたいボートを使えない状況もあると、自分でボートを買う選択がよぎります。
こういう競技人数が少ないカヌーカヤックは、例えばオリンピック競技場を、お台場ではなく、ちょっと地方の場所につくり、専門の体育学校をつくり、競技艇を常にそこに備品としておいてあるような政策こそが、競技力向上につながるはず。（選手は体一つ＋パドルと備品）スポーツ教育が日本はヨーロッパに比べて遅れているのは、スポーツ省が無い事でもわかります。
学生は、行政にそのような所感などをメールで提案するべき。声が多くなければ行政は動かない。県知事などたとえば国体で自分の県がスプリントを行う事になった場合などタイミングがいい。求められていることを知らなければ、行政は会議さえ起きないのです。ちょっと学生にはハードルが高いかもしれませんが、学生として真摯な文章は伝わるものです。
