南アフリカで行われる過酷な3日間のリバーマラソンレース。
コースの堰も一部改修され、より、安全になったとはいえ、最初から危険レベルが高すぎるれーす。
ボートが岩にあたって真っ二つは日常茶飯事。そのため、修復用のグラスファイバーと溶剤を持ち歩いており、レース中に修復していることもしばしば。
熱い南アフリカだから、溶剤の一時乾燥までの時間は確かに早いので、レースに復帰してしまうのでしょう。。
ボート作ったことのある方だと、この辺の修復しながらのレースは興味深いかもしれません。
レース自体のローテーションのアングルも強いチームは高いですね。
この浅い川あたりでは低くせざるを得ませんが、長いランであるのに、やはり、ここ数年での世界のレースは、もうローでつなげ続けられるレベルでは価値に行けないということなのかもしれないと感じます。
南アフリカとはいえ風もあり、川の流れ以外にボートへのプレッシャーを与えるハザードが増えています。
そんななか、アンディー選手などは、安定してレースを支配していました。
初日のハイライト
2日目のハイライト
3日目のハイライト
Dusi 2016 Day 3 Race
そしてもう一つ、黒人選手の台頭が目立つようになりました。
アフリカカヌーは今、発展中と言うところですが、多くの進んだエディケーションを持つヨーロッパの人が、この特殊なリバーでのレースを求めていることで、現地のマーケットが広がりを見せているようです。
黒人選手は、多くのチームでも、順当な成績を上げてきており、数年後にはかなりのレベルとなる事は間違いなさそうです。
ポーテージのランの強さを、日本の人たちはケニアのマラソン選手の早いイメージがあるようですが、ケニアと南アフリカは違うので注意w。