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第3回アドバイザリー会議 まとめ

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第3回新規恒久施設等の後利用に関するアドバイザリー会議が1月30日に行われました。全3回の討論で、今後の利用についての意見や、まとめなどを紹介します。

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新宿NSビル30階NSスカイカンファレンスルーム5・6
出席委員・外部有識者委員5名
東京都委員14名
組織委員会委員9名
合計28名

一般傍聴者24名

カタカナ英語風日本語に解説を入れました。

■これまでの論点整理(「資料1」参照

官民連携をするにあたっても、まちづくりの統一コンセプトなどの点から面的な開発をすることによって、民間モチベーションは変わる。これは、いろいろな民間アイデアを得る鍵になるので、運用を考える際には念頭におくべき。

※コンセプトとは:基本的な概念
※モチベーションとは:目的達成のための気持ち

アクセシビリティの上でも、点を線や面で結ぶネットワークとして巡回できるような海上交通を含めた仕組みができれば、これからのすごい魅力の1つになると思う。

※アクセシビリティとは:アクセス(たどり着く方法)のしやすさで、年齢やハンディキャップなどがあっても利用しやすいようにする。

民間事業者とパートナーシップを組むとなると、大胆な規制緩和やスピードが大切になる。仮設を含めて、今までとは違う速度で、違う範囲を一気に規制緩和できるような方法や、柔軟な対応が必要である。
※パートナーシップとは:お金や労働力や技術などをお互い出し合う営利行為

交通アクセスの改善の材料として、舟運のほかに自転車等のネットワークを施設間のみならず、施設周辺の公共交通機関を含めて張り巡らせるべき。

各施設について、アクセス以外にも、ホスピタリティとかアメニティといった視点で整備された施設であることが大事である。
※ホスピタリティ:対価を持たない接客等の行為
※アメニティ とは:快適さ

施設整備の見直しに伴い、残ることになった「BumB」が今持つ問題点をとらえ、
周辺施設を整備する際に、どうやってそれをサポートし、もっといいものにできるのかということも検討すべき。

※Bumb 夢の島公園にある巨大な施設、ぶんぶスポーツ文化館のこと。http://www.ys-tokyobay.co.jp/
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■新規恒久施設等について意見交換(下参照)

他の6施設には周辺公園施設等と一体的に考えることが明記されているが、アクアティクスセンターだけない。辰巳の森海浜公園との一体的な整備はもちろん、その先にある夢の島公園との一体的整備や管理運営を視野に入れるべき。

競技団体の希望する後利用のあり方について、競技団体にある程度コミットメントしてもらうような運営上の工夫が必要ではないか。フィージビリティを考えると、それでもできるスキームを考えた方がいいように感じた。

※コミットメントとは:責任を持って関わる事
※フィージビリティとは:実現の可能性、採算性の調査

歴代オリンピック整備施設の中には、廃墟のようになってしまっているものがある。施設整備の折には、ある程度、出口戦略とかセカンドオプションのスキームみたいなものを想定しておくべき。

※セカンドオプション とは:第2の選択肢
※スキーム とは:基本構想、原則枠を付けた計画

オリンピックを経て、面としてどんな街になるかを考えるとき、「職住一体」で本当に未来型都市というイメージが面として広がればよいと思う。まとめを作るにあたって、これに参加してみたい、ここに住んでみたいと思う人たちに、未来像が浮かぶような情報を選び描くことで、非常にレガシーということを住民に理解してもらえるいい資料になると思う。
※レガシーとは:残されたものが価値のあるもの

カヌー・スラローム会場には駐車場整備の記載があるが、もっとその整備を考えないといけない施設があると思う。交通のことを書くのであれば、しっかりそれぞれの施設で、何を重点的にやるべきかをえがくべき。


新規恒久施設等の平日の利用を考えるに、スポーツツーリズムという観点はすごく重要なポイントである。

コミットするというには難しい部分があると思うが、都の役割みたいな部分も整理して、フィージビリティなどの伴ったまとめになるといいと思う。

有明アリーナに「施設整備上検討すべき事項」の中で、「水辺の景観を活かした建物の配置」とある。配置だけではないと思うが、これはアクアティクスセンターこそ言わなければならない事項である。書いていないからやらないということがないよう気を付けてほしい。

スポーツツーリズムの観点から、これらオリンピックゾーンは、日本におけるインバウンド観光客の集客装置になると思う。ここが日本の見本市機能といったところをコンセプトとして盛り込むと、地方への波及・誘導につながると思う。
※スポーツツーリズムとは:スポーツ観光
※インバウンドとは:観光業界用語で訪日外国人旅行者のこと


カルチュラル・オリンピアードの部分について、こういう施設整備がうまくつながっていくようなものが目指せるといいと思う。このまとめは、文化活動の発信の1つのチャンスだと思うので、「日本中とつながっていく」という意味で、カルチュラル・オリンピアード的なことを加えることができればと思う。
※カルチュラル・オリンピアードとは:ロンドンのオリンピックの前に起こされた大規模な文化増強計画。


東京の御茶ノ水、小川町あたりにあった何十件ものアウトドアのお店。カヌーなども数店舗、販売店がありましたが、現状、店舗は無く、ただのオフィス街の様そうに変わってしまいました。
東京はアウトドアを求めていないから、民間のお店が手を引いたのです。
大手チェーン店でも、オープンの時にはカヌーはあった時がありましたが、全く売れずに採算が取れなくコーナーを引き上げる結果になってしまうお店ばかり。
こういう現状を知らずに語られた会議の有識者たちの意見が参考になるのでしょうか?私はそうは思えませんでした。決まったことを強行するための表面的な会議であって、この会議の責任をだれも取ることも無いでしょう。
オリンピックの関係者は何も変わらないと思い知らされた会議でした・・・。


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