2016年2月5日~7日まで、オーストラリアのPENRITHホワイトウォータースタジアムで2016カヌースラローム・オーストラリアンオープンが開催されます。
この大会ではオーストラリアのオリンピックチーム選抜も兼ねている大会なので、カヌー強豪国の一つでもあるオーストラリアのチームメンバーを勝ち取るために年始早々と熱い戦いが繰り広げられそうです。
オーストラリアは南半球なので、日本と季節が逆の今が初夏。
シーズン自体もこの2月から大きな大会が目白押しとなるため。世界中のカヌイストもカヤッカーもトレーニング時期だった、11,12,1月の次期をどのように過ごしたのかが試されるときでもあります。
多くの選手のSNS投稿を見ると、かなり高度な練習とキャンプを張っていた選手も多く、今年も楽しめそうですね。
2016年のオーストラリアンオープンの特徴
今年のオーストラリアカヌースラロームオープン競技会はミニオリンピックのスタイルをとっています。
昨年のK1世界チャンピオンのチェコのJiri Prskavec選手や、C2世界チャンピオンFranz Anton and Jan Benzien, そして、女性K1世界チャンピオンKaterina Kudejova選手も参加します。つまり世界チャンピオンを倒すための大会を設定しているのです。
この大会を通しても、ロンドンで銀メダルだった女子K1,C1選手のジェシカフォックスさんもRIOに出場することになると思われますが、このホームの大会でどのようなレースをしていくのかを注目しておきたいです。
RIOトレーニングのジェシカ選手動画
オーストラリアのオリンピック選抜戦
ちなみにオリンピックナショナルチームへの道は非常にわかりやすいようなガイドが作られており、フェアでまた若年層にもわかりやすいような教育姿勢が見られます。
シャドウチームとは、日本で言うと強化選抜選手みたいな感じかもしれません。オーストラリアのオリンピック委員会の指名のためのプロセスを作る事で、色々な選手の正規な情報をもち、インターナショナルへの道筋を速やかに進行させ、また施設利用などの補助的な事や成功のためのエデュケーションを行うようなシステムです。
2016オーストラリア オープン大会の映像の配信情報が今のところないので、わかり次第UPする予定にしています。