ロシアのビデオ録画分析会社のＳＬＯＭＯＴＶはスポーツ関係のジャッジ用にビデオ判定のコンピュータシステムを作っています。
その録画判定をＲＩＯオリンピックで導入するというニュースが入りました。
動きの早いスポーツでは人間の目でのジャッジには限界があり、近年、多くのスポーツでチャレンジなどというビデオ判定を導入しています。
このＳＬＯＭＯＴＶ社はバスケットボール用の特別設計されたシステムを作り、バスケットボール国際スポーツ連盟のＦＩＢＡはそれを導入しました。
ＳＬＯＭＯＴＶ社とは？
この会社は２００７年創業のＩＴスポーツコンポーネントに基づいた記録制御システムを作っています。
この会社のＶｉｄｅｏＲｅｆｅｒｅｅは最大４つのカメラをコントロールすることができ、ＨＤＤに５０時間以上の記録をする事が出来るシステムです。
この会社のシステムをＩＣＦは２０１５年のイギリスリーバレーのワールドカップ第１戦からテストし始めました。マルクレーベルグやドイツで行われたヨーロッパ選手権などでも続けて行われました。
このシステムは何が違うのか？
今までは複数のビデオを同時にタイミングを合わせた再生をする事が困難でしたが、ペナルティ判定時の画像をリアルタイムでマーキングすることができるために、そのタイミングを素早く、同時に多角度のカメラ映像を再生することができるのです。
今まではジャッジへのクレームが起きてビデオをチェックするのに時間がかかり競技遅延の原因ともなっていましたが、今回のテストでは、使いやすいユビキタスなシステムの利用には簡単にフィニッシュラインを通過する前に完全に判定を行う事が出来、確定できたとしています。
この会社の次のビッグイベントはＲＩＯオリンピックのカヌースラロームと言う事になります。
