カヌーカヤックスプリントレース場と漕艇競技場として活用されるバッサンの競技場建設計画案の設計が、競技を全く知らないひどいものであったことが分かりました。
水の森競技場
初期設計では、常設観客席の前は通常フィニッシュラインとなるものですが、そのフィニッシュラインの向こう側に練習用コースを設計すると言う、むちゃくちゃなデザインであったのです。
そのご、その建設案は69億円だったものが、1038億円まで膨れ上がり、見直し案で491億円となりましたが、練習場はなくしてしまいました。
何と言うひどいものだったのでしょう。
残念な人たち
日本のカヌー連盟は国際ルールを知らないのでしょうか?検定と発進ドッグについては規定があるのですが、この元案のスタイルではそれが、ルール順守を反映しづらいものとなっていたのですが、これについて意見を言わなかったのでしょうか?
またカヌー系ICFルールに加えて漕艇ローイングはルールが違います。
これらを共に融合させて競技ができるように擦り合わせて設計すべきなのですが、意見を聴取せずに設計案をただのボートが走ればいいと言う設計になっていた模様。
スラロームコースのデザインもRIOもロンドンもデザインのサポートが同じなのですが、東京は全く状態がわからず、単なる素人の思い付き設計になってしまう可能性もあります。
JCFの関係者を呼ぶよりも、私がチームに入って意見を言った方がはるかに良いかもしれないと思うできごとばかり。せめてこのサイトに世界の競技場建設ニュースがあるので、そこから海外情報を入れてほしいものです。
本当に日本カヌー連盟は素人の集まりでろくなデータも持っていないのではと思うことばかり浮き出てきます。国際的な人事を設計サポートに入れる必要がありますが、最悪なオリンピックと言われないような仕事にしてほしいですね。
これでは、2020年オリンピックも成功できるのか不安になってきます。
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