hansa marathon 001 - The Hansa Fish River Canoe Marathon2015

The Hansa Fish River Canoe Marathon2015

マラソン
CKNM オリジナル Tシャツ新作続々登場です
title1117pr600px 1 - The Hansa Fish River Canoe Marathon2015

こちらから→ banner2021cknm - The Hansa Fish River Canoe Marathon2015 banner2020cknm - The Hansa Fish River Canoe Marathon2015

南アフリカのフィッシュリバー川で2015年10月9日10日と開催されたリバーマラソン大会。

The Hansa Fish River Canoe Marathonとは、ビール会社のHANSAがスポンサーになっている大会です。
1982年に始まったこの大会。それまではこの国の自然すぎる川の状況でカヌーのレースなどが出来るのかと思われていましたが、あくなき調査の上開催されることになりました。スタートは52艇77名のパドラーが集まり、37艇が完走しました。

pub kanunohon02 - The Hansa Fish River Canoe Marathon2015

コース紹介
fishmarathon plan - The Hansa Fish River Canoe Marathon2015
難所がいくつかあります。

ダブルトラブル! Double Trouble


ここは人口堰が2つ続いている場所で長めのスロープをこした後に、もう一度同じようなスロープを下ることになります。両方ストッパーがあるので、それを超えていかなければなりません。この区間を楽しめる距離は45m。選手は事前練習をしてストッパーを掴んでおく必要があります。
残念ながら、見学加所として危険なために立ち入りができませんが、運営は交渉をし続けていますので、いつの日か見れる日が来るかもしれません。


 

ほとんど高さの無い橋をくぐる「トーストラック」toastrack
hans day1 toastrack - The Hansa Fish River Canoe Marathon2015

どこを通るこの橋!?????


ここの橋は2か所のラインがあるのでどちらか選んで通過することになるのですが、一つは安全策の右から2番目の穴の緩い流れの場所、もう一つは右から7番目の流れの早い方の場所。初日はこの橋をくぐらなければならないためにヘルメットは必須。どちらもボートをまっすぐにしておくことに集中しなければならないのです。ここは下っている堰があるので、複数名乗船していると後部のパドラーは斜めになるために段々狭くなってしまうので、かなり頑張らないと通る場合に体を擦ってしまう事になってしまいます。


THE地獄Keiths Flyover

ここはポーテージするか、それともスタンディングウェーブに臨むかの2択。
ポーテージの場合は早めに左へラインを取り岸へあがり、ランでまた川にもどる。右の早いラインに乗った場合には、かなりの覚悟が必要。尾根が高く連続したウェーブがかなりの距離続く。ラインは川センター、柳の茂みにかかると首を吊る可能性がある、そのままセンターでTongueに乗り、2回のスタンディングウェーブエリアは右方向にボートを寄せていくので漕ぎ続けてラインを維持する必要があります。危険な橋のゾーンは右岸2mのラインをキープし、右から押し寄せる波にボートバウを入れるとセンターに戻されるのでそれを利用します、パドリングはハードにし続けないと、橋げたや、橋通過後の岩岸等にぶつかってしまうので注意。装備品を壊す可能性もあり、またこけたら泳ぎ続けるしかないエリア。一か八かにならないようにスキルによって確実なゾーンを選択することが走破への道。

186艇の通過データでは4艇に1艇がポーテージ。リバーへ突っ込んでの成功率は60%ぐらい。

ビデオ見ると難しいですね~。尾根を避けようとするエリアがあるのが見えますがそれはエディでラインから外れて通過できない。狭められた危険なラインに戻らなければ通過できないゾーンみたいです。通過し辛いラインしかラインが無いとは・・・。
別のストリームなどからゾーンの分析してみたら、これは怖い。橋を超してから川が下がるとその向こうにストッパーがある。そのストッパーは川がS字に曲がっているので自然に右寄りにラインをとっているが、そのスタンディングの陰には浅い台座型の岩があり、左から押される波がその台座方向にボートを向かわせる、そして台座に乗れば、ボートはスピンしたウェーブの餌食となりほぼ100%転覆させられる。そしてスタンディングウェーブはもうひとつありそのジェットコースターに泳がされたまま、なすがまま流されていくだけとなる。しかし橋通過後左岸は岩場この部分に突っ込むにはかなり厳しい危険なライン。
このゾーンでボートぶっ壊して、現地でグラスファイバーで補修しているチームも結構あるようで、ポーテージは完全なフィニッシュするための戦略ですね。うーん。すごいおもしろい。
FRP現場持参のレースとはw暑いからすぐ乾いちゃうかもしれませんが・・・。


続きはまた次回に。

b3330b31e37ec7263946610dc7db3e9b - The Hansa Fish River Canoe Marathon2015
puv cknm0012 - The Hansa Fish River Canoe Marathon2015
canoekayakbooks - The Hansa Fish River Canoe Marathon2015 banner t note - The Hansa Fish River Canoe Marathon2015