2015年10月2日、3日とオーストリアで行われるカヤックイベントSICKLINE。このサイトでは取り上げたことがありますが、日本で知っている人はほぼ皆無なSICK LINEの紹介。
シックラインって何?
SICK LINEとは何かと言いますと、ホワイトウォーターのダウンリバーレースで、リバーボート、クリーク艇のようなボートで下って行きます。一人づつ下るタイムレースとなっています。
まだ数年の始まったばかりのレースですが、ヨーロッパなどカヤックの盛んな国では参加する人も増えてきました。
川の流水クラスがVぐらいの、かなりハードな流域で行いますので、参加資格は厳しいものがあります。もちろんヨーロッパなので、何かあっても自己責任。
エクストリーム系のパフォーマンス重視のイベントなので、スノーボードやモーグル、モトクロスなどが好きな方向けのイベントです。
選手はもちろん男女ともあります。イギリス、アメリカ、カナダ、ニュージーランド、ドイツ、イタリー、スペインなど様々な国から選手が来ています。
年齢も18歳~とやはりキテる競技です。どちらかというとフリースタイル系のプレーヤーも結構出ていますが、Jacksonカヤックの利用でしかでられません。
世界選手権と名をうっていますが、この時点で内輪のパーティレース感を感じて、紹介するか迷いましたが、一応乗せることにしました。
参加は150名まで。女性は20名以上が開催条件
ルールは以前書きましたが、おさらい。予選1,2ランで決勝1,2ラン
場所はオーストリアのエッツタールOetztalという村で、標高800mぐらいのチロルの山地。ほぼスキーヤーや山岳自転車レースの人が訪れる場所。東アルプス最長の渓谷(60km以上)がある場所と言われています。
ピブルガー湖PiburgerSee近く
イベント
2015年のレースは水温7度。気温17度、晴れの中行われました。
川はクラス5~6。
コースは280mでタイム目安は60秒前後となっています。
コースの目玉
スタートは崖から滑り落ちて入水します。Seal Lunchと名付けたこの場所からスタートするのですが6mの高さがあり、岩場の下の方にジャンプ台が設置されています。
急激なシュートのMandatory Line 3mの落差
ホップする白瀬のTNT Rapid 5mの段々のある場所でS字にライン取りをする。
もう一つの大きなシュート Champions Killerは3mのシュート
水温が低いので、ゴール後にお風呂プールがある。
ヘルメットにスポンサーでもあるGo-Proカメラをつけているようで飲料メーカーのコンテンツとして紹介される模様。
コース練習ラン
ライブ放送も編集の構成がTV局っぽい
http://eversport.tv/content/post-adidas-sickline#ooid=51cml2cDpV0RnbS7cGdoJke4OcSeZmke
メーカーの商品利用者還元イベントのようで、書いていて、紹介するのも、なんかアホ臭くなってきた。