センターライン 時代遅れを見抜けるか?

パドリングの身体の使い方とハンドリングのセンターラインについて、今だに40年前のことを主張する人が世界中でも見受けられます。しかし、現在のメダリストによる意見では間違っていると言います。その理由とは…


常に進化し続けているスポーツ、カヤックも例外ではありません。
センターラインとは何かと言いますと…
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本のパワーサークルについてこの問題について会員からの質問があったので、書きました。 
スプリントレースのパドリング
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このセンターラインを前方の手が超えないと言うのが40年前の競技の最先端でした。しかし、現在のトップパドラーはこのセンターラインを越えることは、ボディローテションが正しくできるための一つのマストな動作となっているという事です。
fp analys001 - センターライン 時代遅れを見抜けるか?
図は正面から見たものです。
パドリングでのデガジェ位置からパドルを上昇させエアロのポジションまでに注目しています。
前方にある手の位置はセンターラインを越した位置にあります。
この位置はデガジェ位置からほぼ移動しません。
エアロの位置まで来た後に、アタックの姿勢にうつります。
後ろ側の手はエアロ位置から頭頂部の位置まで手が上がり、前側に来ている手はアタックの為に下がっていきます。
後ろ側の手のAの位置からアタックで下がる位置は顔のアゴの位置までです。


fp analys003 - センターライン 時代遅れを見抜けるか?
エアロ位置からの続きの図です。
正面から見た図ですので、アタックの位置とデガジェの位置の高さが図では3Dではないので変に見えますが、青は手前に手が来ており、オレンジは手が後方にあるのです。
パドリングサイドが変わるために、胴体のねじれが変わります。
トレース位置の十字(黒)ずれが、上級者ほど少なくなります。


アメリカ的操法とヨーロッパ操法の違い記事に付加します。 [/overrule]
==============ここまで=======
ボディローテーションについて追加も、別の機会で説明します。
もし、シーズン2の本が出せれば載せようと思います。(今のところ予定は不明)
用語は「カヌーカヤックジャパン史上最強ハンドブック」を参照ください。

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