カラーパドル教育

20世紀後半にフランスで計画的にカヌーカヤック教育プログラムが開始された。
これについてはかなり詳細なシステム化されており、近年プログラム内容も一部改正されている。
ヨーロッパで、統一基準となった、この教育システム「カラーパドル(日本語訳)」このシステムについて、一部紹介していこうと思う。


カラーパドル*1とは?
カラーパドルは、1997年にカヌーカヤックの評価をする事、そして参加者達を統制させる為に作り出された一つのメソッド教育です。
その目的はそれぞれの実践する人達の水準をパネルカラーと3つの分野「テクニック」、「セキュリティ(安全教育)」、「流水、静水、海の3つの環境に関して」として確立するものである。
pagaiescouleur - カラーパドル教育
(プレイエリアの区別ではありません、それぞれの教育構造に従っての水準を正しい教育を行える資格を持つものが、このメソッドを個人個人を判断し、全体を把握し、手順を踏むのです。)
現在のカラーパドル
■10年で7万5000人以上にのパスポート*2を配給 
■対策につながる500以上のストラクチャー
■周知された実践者への水準評価ツール
■競技と連盟の免状に行きつくための条件
■難易度の高いコースの指標
周知された教育の手順と すべてのストラクチャーとすべてのカヌーカヤックのプロたちによって使われた最新の革新的テクニックと効果のある教育から、教育ツールバンクは実現されるでしょう 。
実践的で進化している「ユーロパドルパス」ネットワーク、カヤックをしている人達と国際水準のヨーロッパ教育者間でさえ交流を優遇している。
(その2へつづく)
(翻訳fochmag.tokyo NB.イメージ的に認識している単語をそのまま訳していいものかわからず、辞書的な単語で書きました)
========== ※解説 ===========
日本のスポーツにもテニスやサッカーゴルフなどプロが指導教育を勉強しその水準によって指導をするようなものです。アマチュア野球のように素人がTV解説などの受け売りのでたらめな指導すれば、甲子園球児と3回戦負け学校などレベルの差が生じ、同じ時間練習しても階層が生まれてしまいます。でたらめな技術の広まりと、プロになってもならなくても悲惨なけが人をたくさん生んでしまうメソッドは今なお続いています。利権の為に子供たちが犠牲にならないように大人達が、多くの世界の状況を勉強していくべき時代はとっくにきています。このようなことが無いようにカヌーカヤックの指導手法の構造を作り出し、指導者には正しい技術の伝道方法や、受講者にはそれらを身につけさせ進化させていく狙いがあります。

  • 注1pagie couleur、日本語で分かりやすくするためにこのサイトではカラーパドルと表現します
  • 注2このパスポートの意味については後記する予定
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