スポーツで暴力指導などの連絡先

2013年12月9日大阪の体操クラブで起きた、コーチによる選手への傷害事件。鼻を折る重傷を負わせたとして大問題になり、JOCなどは通報窓口を設置しています。


JOCがこの暴力事件を受けて設立した相談窓口、その最初の調査結果が刑事責任の事件として告発。


事件内容:
クラブ部員の学生に対して(OOコーチ42歳)は、発覚しただけで数件の問題を起こしていた。
2010年12月10代の選手に「演技に気持ちが入っていない。練習しなくていいから帰れ」と言い階段から突き飛ばして転落させ、足に打撲を負わせた
2011年1月、上記と別の2名の10代の選手に「体重管理ができていない」と言ってバインダーで頭をたたいた。学生は後日クラブに退部を申し出たことにこのコーチは怒り、学生の頭髪をつかんで振り回し、鼻を殴って骨折させた。
この件に関して書類送検。
2013年 コーチ本人は全面否定。厳重注意。
2015年 3月25日略式起訴 罰金30万円
2015年 4月9日日本体操協会はこのコーチを無期限登録抹消、黙認していた別のコーチを資格停止12か月を理事会で承認、6月に正式決定予定。
本人名称とクラブはOMITします。=知りたい方はLOGIN下さい=


JOCの相談窓口はオリンピック強化選手登録者だけ。
では一般の人はどのようにしたら良いのでしょうか?


日本サッカー協会の場合

公益財団法人 日本サッカー協会は、サッカーの活動現場における組織的または個人的な暴力行為の早期発見と是正および再発防止に努めることを目的に、「暴力根絶相談窓口」を下記の通り設置いたします。

設置場所:公益財団法人 日本サッカー協会 技術部内
利用方法:電話(専用回線)、ファックスおよび面会

報告するための用紙がありますのでPDFダウンロードはこちら
jfa - スポーツで暴力指導などの連絡先http://www.jfa.jp/violence_eradication/
さすがに子供スポーツ人気1位だけあるサッカーはきちんとしている。


日本カヌー連盟の場合
記述一切無し

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はっきり言うと、この連盟に何かを相談するのは無理。
以前問い合わせた時に、簡単なことの返答に何週間もかかり数行程度の何も参考にならない返事が来た。
EU系の外国の人に代わって聞いたのだが、その人に本当に申し訳ない返事しかできなかった。
ここの職員は、素人以下の対応で給与が出ているのかとびっくりした記憶がある。海外の問い合わせはちゃんと挨拶文や締めの文も書かれており丁寧な対応をしてくれるが、この連盟は常識も無い・・・[/overrule]


学校の部活動の場合
各地域の教育委員会管轄。
神奈川県と神奈川県教育委員会が相談窓口になっている。
その他の県:北海道と埼玉県には窓口はあるが、一般への告知は無し。
秋田県と鳥取県では、ホームページにあらゆる相談を受ける窓口のバナーはある。
残りの42都府県は、事務局に相談が来れば受けつけるという。


結論:自分の身は自分で守れ
多くの行政は、形式的な窓口でしかない。人材難というが、苦情処理できる人間は探せばいくらだっている。資格や正規な経験など、相談は折衝であって、相手の気持ちがわかる人間が必要で、資格や児童心理医療がすべてではない。何にこだわっているのか不明だし、予算も不要な予算は獲得するが、未成年者の人命を守るための重要な予算は組めないという姿勢が見えてきた。
先生やコーチなどの暴力などで困ったら
・両親に相談する。(日記にどのような事をやられたかの記録を必ず付けておくこと)
・両親が学校校長に相談、教育委員会へ連絡をおこなう。
・改善されない場合や受付があやふやな場合は、警察に傷害としてとどける。警察が関与できないと言った場合には告訴すると伝えること。告訴する場合には警察はそれに関して絶対に拒否することはできない。拒否した場合は警視庁への拒否行為の報告と裁判所への報告をおこなう。
・医者等の診断書。精神的なもの、外傷などきちんとしたものを診断し、正規なものが必要。
・学校に告訴の連絡、暴力者の排除を求める。生徒は学校に行かせない。
教育委員会や校長の処分内容が納得できない場合は告訴を取り下げない。
(暴力をふるうものが教育現場に戻らぬよう、懲戒免職を要望したほうが、今後の教育の為になるかもしれない。教育委員会の受け付けなかったことに対しての責任者の処分、 教育委員会への暴力行為への基本指針の改善と対応、窓口など、正しいこと行える組織変化を要望。)
・なにも変わらなかったら、もし子供が自殺したら、関係者に鉄槌を下すのは社会ではなく、親なのかもしれない。
・暴力を受けた生徒が、親も何もしてくれないとおもったら、生徒同士で徒党を組み、問題に対して、暴力には暴力で立ち向かうしかない。
一方的に弱者が暴力を受けるのは、我慢する必要はない。指導としつけと暴力の境は受け止め方次第、つまり愛が感じられるか否かだけなのだろう。
いじめ問題にも関係する、生徒同士ではなく、教師やコーチによるいじめ問題なのかもしれない。


・エリート行政がつくった、エリート重視の対応
オリンピック強化選手には専属の弁護士が常駐した相談窓口はあるが、日本人の99.9%以上は利用できない。
わずかな人間に国の税金などは多額に使われ、一般の学生は無下に扱われているのではないでしょうか?
サッカー協会や神奈川県以外、才能のないやつは、死んでも構わないというのが、行政の窓口設置やJOC強化選手対応でもはっきり一般の人にもわかりますね。


====資料====
日本オリンピック委員会
オリンピック強化選手と関係コーチのみここでの相談ができる窓口ができた。
joc tuhou - スポーツで暴力指導などの連絡先
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[overrule]大阪府泉大津市、羽衣体操クラブ、井岡淑子元コーチ(44)[/overrule]

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