世界選手権ドイツでパリ五輪カヌースプリント出場枠２５が決定する　注目のリサ情報

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8月25日金曜日、ドイツのデュイスブルクで行われているカヌースプリント世界選手権。
この大会は来年行われるパリ五輪の予選会も兼ねている。

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強烈なのはカヌー一人乗り女子２００ｍを勝ち抜け世界チャンピオンとなったのはキューバのキヤリスレイディス・シリロ・デュボーイズCIRILO DUBOYS, Yarisleidis (2002年生まれ)
さん
デュボーイズ「私に最高の驚きをもたらした出来事です。この大会に向けてかなりのハードなトレーニングを行ってきましたが、パリで更なる飛躍をすることが私の今の夢です。」
もう、２０００年以降の生まれた人が世界選手権を勝ち抜く時代になっているんですね。たしかに23才ならベストパフォーマンスのピーク年齢のゾーンにはいっていますから、当然なのでしょう。

注目のニュージーランドのリサはまだ健在なのか？

そして注目のリサキャリントン選手はカヤック4人乗りにも出場してきましたが、ついにK4で世界チャンピオンに輝きました。
リサ「長年K4ー５００ｍをプレイしてきて多くのことを積み重ねてきましたが、壁を超えるためになにを学ぶ必要があるのかを理解するためにこの1年それに費やしてきたのです。信念だけでなく、メンタルも向上させ、どうすれば4人で最高のタイムを出せるボートになるのかを考えることは苦労の連続でした。今日、ベストを尽くすことができたこと。それで十分満足できました。」
女子のK4は１０チームがほぼ確定とみられており、ニュージーランド、ポーランド、スペイン、中国、オーストラリア、セルビア、ハンガリー、ドイツ、ノルウェー、カナダとされています。
金 3 NZL　621 – CARRINGTON, Lisa (1989)　626 – HOSKIN, Alicia (2000)　619 – BRETT, Olivia (2001)　633 – VAUGHAN, Tara (2003)　00:44.32 01:30.606
リサ選手は翌日のK1ー５００ｍのレースでも4回目の世界チャンピオンとなりました。
リサ「常にトリッキー！昨日が特別重要な日であったと思うとなおさらですね。基本に戻って、十分な睡眠をとり、できる限り新線な気持ちで朝を迎えての、毎日リフレッシュし続けて生きていく、その繰り返しの気分で過ごしてきました。簡単なことではなかったです。毎日最高調の自分でいなければならないということでしたが、今日、チャンピオンになったことでその苦労は報われました。」

世界選手権女子カヤック一人乗り５００ｍ決勝Ａ　Race 240　K1 W 500　Final A
Rank Lane Boat 250m Finish
金 5 NZL – CARRINGTON, Lisa (1989)00:51.79 01:47.769
銀 7 DEN – JORGENSEN, Emma Aastrand (1996)00:52.48 01:49.102
銅 4 HUN – CSIPES, Tamara (1989)00:52.46 01:50.699
4位 8 SRB – NOVAKOVIC, Milica (1988)　00:53.89 01:51.328
5位 6 AUS – WOOD, Alyce (1992)00:53.73 01:51.391
6位 2 CAN – RUSSELL, Michelle (1992)　00:53.56 01:51.562
7位 1 GER – JAGSCH, Pauline (2003)　00:53.82 01:52.254
8位 3 POR – PORTELA, Teresa (1987)　00:53.78 01:52.436
9位 9 SWE – ANDERSSON, Melina (1999) 00:54.46 01:53.330
たしかに選手年齢が上がると、毎日が苦行となってしまう方向に進みがちですが、それを切り替えて、リフレッシュと常にベストパフォーマンスを続けるという精神と肉体の限界にチャレンジしているリサ選手には、見ているほうが、「十分に素晴らしいパフォーマンスを続けている」と感じている、そのはるか上の視点でトレーニングしていたのには、すごすぎるという圧巻とはこのことなのかと感じました。