2021年8月21日(土)にアメリカ、オクラホマのイベントICFカヌー・スプリント・スーパーカップが行われます。
2020年の東京オリンピックでアメリカが33年ぶりにカヌースプリントで金メダルを獲得したためアメリカで盛り上がりを見せそうなカヌーイベントとなりそうです。
東京オリンピックで活躍したオリンピック選手やメダリストが参加する国際的な放送をおこなうメディア公開も行うレースです。
ICFスーパーカップは、「オクラホマ・パドルスポーツ・フェスティバル」と呼ばれる数日間のレースイベントの目玉で、ワールド・パーティー、アメリカン・カヌー・アソシエーション(ACA)スプリント&スラローム・ナショナル・チャンピオンシップ、新しいICFエクストリーム・スラローム・イベント、ICFスーパーカップ・ポーテージ・レース、そして軍人とその家族を惹きつけるイベント「USOエクスペリエンス」などが開催されるのです。
東京オリンピックの金メダリストとなったネヴィン ハリソン選手と銀メダリストとなったアダム ヴァルガ選手が開催イベントに出場します。
OKLAHOMA PADDLESPORTS FESTIVAL •
ICF CANOE SPRINT SUPER CUP
スーパーカップはアイスじゃないよ
今年で3回目となるICFスーパーカップでは、今年も世界トップクラスのカヌースプリントパドルが登場し、最速と最強の対決が実現します。
オクラホマで開催される女子C1には、東京で開催されたC1 200のオリンピックメダリスト3名が出場し、カナダの銀メダリスト、ローレンス・ヴィンセント・ラポワントとウクライナの銅メダリスト、リドミラ・ルザンの出場も決定しています。
この大会は2020年に予定されていましたが、武漢コロナウィルスCovid-19の影響で延期されていました。
8月21日の招待制スーパーカップでは、350メートルを超えるカヌーとカヤックのレースが男女混合で行われ、世界各国のネットワークでライブ中継されます。
また、ポーテージ(陸上をボートを持って走る部分がある)を使った1kmのレースも行われます。
・解説
パドリングで川を300m下ったところで、ボートから降りて、ボートを担いで、ポーテージ部分を疾走します。その後ボートを水面に戻して800mのパドリングしフィニッシュへ。
このコースでは、夜間にレースを行う機会はほとんどありません。また、東京オリンピックから今年9月にコペンハーゲンで開催されるICFカヌースプリント世界選手権までの間、選手の体力維持にも役立ちます。
オクラホマシティのボートハウス地区には、4,000メートルのレース・トレーニングコースや、4,500万ドル(だいたい50億円弱)をかけて建設されたホワイトウォーター・ラフティング・カヤックセンターがあります。
第1回ICFスーパーカップは2018年にロシアのバルナウルが開催され、第2回は2019年に中国のリンイーで開催されています。
世界各地からオリンピアンや世界チャンピオンが集まりました。
資料
superCup WEbhttps://www.riversportokc.org/events/icf-super-cup/
https://hmp4z7rvqe1pcqjf35mdpbkf-wpengine.netdna-ssl.com/wp-content/uploads/2021/07/210242-2021-OKC-ICF-ACA-Bulletin.pdf