オーストラリアのクィーンランド州のBrisbaneでの2032年のオリンピック開催について聞かれジェシーは「まずは東京大会を終えてから」と返答。
オーストラリアのカヌースラロームパドラー、ジェシカ・フォックスは、「自分自身が2032年にブリスベンで開催されるオリンピックに出場しているかどうかはわかりませんが、この大会が自国のスポーツを大きく盛り上げることになると確信しています。」
2000年にシドニーでオリンピックが開催されたとき、ジェシーはまだ6歳でした。オリンピックで活躍する2人のパドラーの娘として、彼女はカヌースラローム競技に少なからず興味を持っていました。彼女が覚えているのは、オーストラリアの他の人々も興奮していたことです。
フォックスは、「オーストラリアのスポーツ界、そして若い子供たちにとって素晴らしいニュースです。シドニーオリンピックがオーストラリアのスポーツ界、そして私の世代のアスリートたちに与えた影響は周知の事実ですから、オーストラリアにオリンピックが戻ってくることに感激しています」。
このニュースは、ジェシカ・フォックス選手がカヌースラロームのオリンピック史に名を残すことになった今週に発表されました。
27歳のフォックス選手は、女子カヌーをオリンピックプログラムに加えるためのキャンペーンの中心人物の一人で、来週から出場します。
彼女は、もしBrisbaneブリスバンが2032年のオリンピックに選ばれたら、どうしようかと以前から考えていたと言います。2024年のパリも、2028年のロサンゼルスも、常に彼女の計画の一部でした。でも、あと10年もパドリングを続けるの？との質問に彼女は、
「アラ40になろうとしていますが、そんなに長く続けられるかどうかはわかりません。でも、大会の運営やボランティア、コーチ、メディアなど、どんな形でも大会に参加したいと思っています。そのとき私は38歳になりますが、それはとても長い道のりです。ステパンカ（ヒルガートワ）は44歳で出場しました。私は一戦一戦を大切にしていて、ブリスベンはまだ数戦先のことです。ブリスベンはまだ数大会先ですし、その前にはパリ、ロサンゼルスがありますが、まずは東京に集中しています。
今週は、東京のコースに慣れることに集中しました。以前、セミオープン時に多くの選手が日本に滞在していた頃とはコースがいくつか変更されており、トレーニングセッションではそれが好評だったようです。しかし、皆が苦労しているのは暑さです。気温ではなく、水の熱さです。みんなオーバーヒートしています。暑い日が続いているので、基本的には大きなバスタブになっていますし、夜もあまり涼しくないので、水が冷えないんです。コース自体は素晴らしく、機能も充実していて、2019年に来てからは素晴らしい調整が行われています。アスリートたちは皆、そのことにとても興奮しています。」
フォックス選手の東京オリンピックデビュー日は日曜日のカヌースラローム競技に出場します。
