日本選手の最終日の結果です。
2019年5月23日から26日までポーランドのMalta Regatta Courseで行われているカヌースプリント2019ワールドカップ第1戦の日本選手の日曜日最終日の結果です。2019 ICF Canoe Sprint & Paracanoe World Cup 1 Poznan Poland
R186~R217
決勝日は3レースに日本選手が出場できました。
決勝 カヤック四人乗り男子 500m
Race 206 | K4 M 500 | Final A |
Sunday, 26.05.2019 – 13:23 | OFFICIAL Result |
レース前A決勝で緊張する4名のクルーはそれぞれ精神統一をはかる。
日本チームは1コース。画面一番奥です。
スタート!!!
なぜ、引き返しているのかというと、9レーンのリトアニアがフライング。
流石にフランス、チェコ、ベラルーシはスタート直後に気がつきパドリングを停止していましたが、ドイツやポルトガルやカナダ、そして日本は大外コールにも気がつかずにつられてしまいました。ドイツなどは、内心リトアニアの野郎ふざけやがってという表情です。フランスがいるのに余計な最も重要なエナジーを消費させやがってと言う気分でしょうが、それは切り替えてリスタートまでに全てクリアしているでしょう。
しかし、フランスはすぐにやめ、ドイツは漕いでいた。
このフライングで優勝候補のドイツがどうなるのかも注目です。
フライングしたのは、リトアニアチーム。見ていてもリトアニアの1番クルーはスタート前から気負っていましたが、スタートでも興奮を抑えられていませんでした。
そして・・・。
リスタート
あーなんてスバラシイフランスのパドリング。先頭を走っています。日本チームも3分の2艇身ほど離されていますがついていっています。この距離までがスタートダッシュの時間ですが、弱いチームではこの距離迄持たずに有酸素に切りかわっています。私の本だと強度ゾーン2番のグリーコーゲンエナジー消費ですが、この疲労度の高いゾーンを抜けた後の体力の差はこのレベルでは見極めるのは難しい。すでにATPのゾーンで勝負はついていますが、日本チームが遅れた根本的な原因は、このエナジーの問題ではないことがレースを見て感じます。
この距離から、ドイツが強い。本領発揮と言うところでしょう。エナジーの分散戦略はとても難しいモノで、クルーのコンディションの把握とストラデジーは何回もシミュレーションしていないとベストタイムへの資料ができません。だからこそ、ドイツは前半のポジショニングを決めていたのでしょう。
フィニッシュ。ラインを引いてみましたが、日本チームは約10m、1艇身ほどの差でフィニッシュ。結果は下記をご覧下さい。
Rank | Lane | Boat | 250m | Finish | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
金 | 6 | GER – Germany
|
00:38.86 | 01:20.006 | ||||
銀 | 5 | FRA – France
|
00:38.99 | 01:20.474 | ||||
堂 | 7 | POR – Portugal
|
00:39.53 | 01:21.014 | ||||
4位 | 8 | CAN – Canada
|
00:39.94 | 01:21.366 | ||||
5位 | 2 | SRB – Serbia
|
00:39.36 | 01:21.454 | ||||
6位 | 4 | BLR – Belarus
|
00:39.42 | 01:21.558 | ||||
7位 | 1 | JPN – Japan
|
00:40.49 | 01:22.406 | ||||
8位 | 3 | CZE – Czech Republic
|
00:40.48 | 01:22.486 | ||||
9位 | 9 | LTU – Lithuania
|
00:40.33 | 01:24.646 |
H1-7艇,H2-8艇,H3-8艇の23艇中の上位9艇のレースとなりました。
日本チームは接戦を抜け7位となることができました。
カヌー一人乗り 男子 5000m
日本選手は2名が参加し橋本 将都選手が12位と貢献しました。當銘 孝仁選手は棄権しました。(※順位つかずは誤りです。お詫び申し上げます。)
Race 215 | C1 M 5000 | Long distance |
Sunday, 26.05.2019 – 16:10 | OFFICIAL Result |
Rank | Lane | Boat | Finish | ||
---|---|---|---|---|---|
金 | 17 | CUB – Cuba
|
24:24.568 | ||
銀「 | 1 | POL – Poland
|
24:37.400 | ||
銅 | 13 | POL – Poland
|
24:47.920 | ||
4位 | 19 | CHN – China
|
25:05.308 | ||
5位 | 12 | CHN – China
|
25:19.028 | ||
6位 | 5 | CZE – Czech Republic
|
25:31.716 | ||
7位 | 8 | UKR – Ukraine
|
26:11.684 | ||
8位 | 6 | EST – Estonia
|
26:20.928 | ||
9位 | 3 | LAT – Latvia
|
27:02.580 | ||
10位 | 4 | MDA – Moldova
|
27:05.284 | ||
11位 | 15 | UKR – Ukraine
|
27:29.348 | ||
12位 | 18 | JPN – Japan
|
27:54.576 | ||
13位 | 7 | SVK – Slovakia
|
28:13.512 | ||
棄権 | 11 | JPN – Japan
|
Signed off | ||
棄権 | 16 | GER – Germany
|
Signed off | ||
棄権 | 2 | USA – United States
|
Signed off | ||
棄権 | 9 | GER – Germany
|
Signed off | ||
棄権 | 14 | FRA – France
|
Signed off | ||
未完走 | 10 | CUB – Cuba
|
Did not finish |
カヤック一人乗り 男子 5000m
新岡 浩陽選手と棚田 大志選手が出場。トップから2分と差が近く11位、13位と順位がつきました。
Race 217 | K1 M 5000 | Long distance |
Sunday, 26.05.2019 – 17:20 | OFFICIAL Result |
Rank | Lane | Boat | Finish | ||
---|---|---|---|---|---|
金 | 13 | NOR – Norway
|
22:39.920 | ||
銀 | 21 | NOR – Norway
|
22:40.024 | ||
銅 | 23 | SWE – Sweden
|
22:48.548 | ||
4位 | 16 | DEN – Denmark
|
23:00.628 | ||
5位 | 11 | UKR – Ukraine
|
23:25.096 | ||
6位 | 24 | CZE – Czech Republic
|
23:42.456 | ||
7位 | 12 | IRL – Ireland
|
23:44.628 | ||
8位 | 8 | LAT – Latvia
|
23:47.096 | ||
9位 | 6 | SVK – Slovakia
|
23:54.844 | ||
10位 | 15 | SWE – Sweden
|
24:35.300 | ||
11位 | 22 | JPN – Japan
|
24:37.376 | ||
12位 | 19 | UKR – Ukraine
|
24:52.496 | ||
13位 | 14 | JPN – Japan
|
24:54.972 | ||
14位 | 20 | IRL – Ireland
|
24:56.360 | ||
15位 | 10 | GBR – Great Britain
|
25:01.960 | ||
16位 | 26 | POL – Poland
|
25:06.896 | ||
17位 | 5 | NED – Netherlands
|
25:39.164 | ||
番外 | 17 | FRA – France
|
Signed off | ||
番外 | 2 | FRA – France
|
Signed off | ||
番外 | 9 | ISR – Israel
|
Signed off | ||
番外 | 25 | FRA – France
|
Signed off | ||
番外 | 7 | GER – Germany
|
Signed off | ||
未完走 | 3 | POR – Portugal
|
Did not finish | ||
未完走 | 1 | DEN – Denmark
|
Did not finish | ||
辞退 | 4 | UZB – Uzbekistan
|
Did not start | ||
失格 | 18 | SLO – Slovenia
|
Disqualified |