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スラローム1968

スラローム 映像
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1968年は昭和43年という半世紀前のスラロームレースの映像。開催されているスロベニア国のTAECNは今でもスラローム競技が行われています。

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Tekmovanje v slalomu na divjih vodah (1968) – Tacen, Slovenija


17分ぐらいの白黒映画です。

50年遅れてしまった日本

水門からのランウェイのすごさ。日本は50年経ってもこのコースの思想域まで達していないのです。
それは、河川水門工事をすると、たいてい下流側も整備して、うねりの無い静かな水面にしてしまうのですが、スラロームを行う事になるため、ボトムロックをあえて設置しているのです。

この荒くれたスタンディングを作り出してしまう考え方が、すばらしい。

日本では、河川は静かな水面の方が安全だという原則に基づき、オリンピックのスポーツであるにもかかわらず、全国のダム下流や堰のエリアの河川コースの構想に日本カヌー連盟は行政に切り込まないまま(全くの知識不足)で現代に来てしまいました。
スラロームができそうな場所にワイヤーを打っただけのコースは、河川の河岸もピローもいじれないからなのです。それなりの区間(距離)を作る必要があり、予算自体も地方では無理そうです。

そのため、法律がより厳しい審査が必要になった今、そして、景気が回復せず予算もできない今では、とても高レベルコースの設置は難しい事になってしまったのです。(国体施設建設計画も、国から県に高額な補助金がでるとしても、県税制の使い方に異論が出る近年、住民の反対でできなくなるケースもありました。)

全国に河川競技高レベル整備コースは夢のままですね。
それが無ければ競技力向上も選手層拡大も夢のまま。

スポーツ庁はメダル獲得競技には浮かれていますが、カヌーカヤック関係を含めて勝てないスポーツは、段階分けするという、がっかりな姿勢を今も行っているのです。

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