カヌー・カヤックの基礎から初歩教育まで、アメリカ式はEU系と違い伝承されているものが多く、信頼できないと感じています。
パドルの持ち方から、漕法などに進みますが、間違っているのは、
アメリカ人がカヌーカヤックの競技テクニックからスタートしていないため、教わったテクニックなどを、そのまま伝えているためで、それが違っていることを検証し、なおして教育を修正していく手続きが行われること無く何十年も経っています。
そのため、それが基礎としてそれぞれパーソナルな部分は自己で修正して～となってしまうため、
基礎だから～が通じるのです。
未だに、アメリカ人がYOUTUBEなどで、初歩テクニックなどの動画が間違ったものであることに、先日たまたま見た動画集にもありました。
日本のカヌーカヤックはそのでたらめを伝承しているために、アメリカ人が未だにやっているのだから、正しいと勘違いしたままです。
そのような書籍を恥ずかしげも無く著作、販売までされているのが現実です。
間違っているのです。
だから、アメリカも日本もオリンピック系の競技で成績が全く出ないのです。
私の書いた本ではアメリカ系の技術は載っていません。
世界中の連盟が推奨している技術や教育プログラムを見ましたが、
アメリカは、ほとんど最低ラインだと思っていただいてOKだと思います。
個人スキルへの実践コーチアドバイスに重点が置かれすぎているためです。
国際カヌー関係で教育・コーチに関しては、日本はほぼ最低です。
新興国の教育は別として、しかし、新興国はハイレベルに達してきたEU教育を取り入れ自然に始まっているために、日本を抜いてしまう国も多く、また、たぶん、今後ぬかれてしまうでしょう。
連盟の意味の無い理事達がいるかぎり、補助金は吸い上げられても、教育もプレイヤーも増えることの無い使い道。
未来は真っ暗です。
切り開くなら、カヌーカヤックジャパン史上最強シリーズが唯一の手段でしょう。
あとの、環境については、自治体などの整備の協力次第ですが・・・
