ビルジポンプbilge-pumpとは、カヤックやカヌー内の水を吸い取ってかき出すためのポンプ名なのですが、代替え品が無いかと色々模索して見ました。
・水をかきだす道具
①小型バケツ
②スポンジ
③ビルジポンプ
④醤油チュルチュル(灯油)
⑤水鉄砲
水が出せないボート
カヌーなどは小さなバケツを乗せて水をかきだす作業は必要で、これはヨットなどでも大きな船でも甲板に入った水をかきだす作業は必須なのです。
カヤックでもスプレイスカートをしない場合は水が入ってきます。これはパドリングの時にシャフトを伝って入ってきます。レクレーション用ではそれを防ぐためにシャフトに水きり用のリングをつける場合もあります。
スプレースカートをしたとしても、乗り込み時に水辺を歩いてから乗り込むと、中に水は服から伝わってきます。
ボートの種類によって、水抜き用の穴とふさぐコック「ドレインプラグ(※参考記事一番下)」が無いものもあります。
(ドレインプラグDrain Plugがあっても抜けきらない)
レクレーション艇では大抵ついていたり、後付けしたり可能ですが、競技艇などはありません。
スラローム艇は一度体が抜けてしまうと、中の水が出しずらい形状なので、エスケープ場所によっては、ありえない重さの水がひっくり返しても出ない状況にもなってしまいます。
また、ボートを洗ったり、中に入った砂などを取り除くときに水をたっぷり入れて砂を移動させた方が細かい砂もとりやすい。
①バケツ
流れがあったりするとスポンジだけじゃ頼りないエリアもありますが、最強の道具。ただし少ない水がたまっている場合はかき出せない。
②スポンジ
大抵は、カーウォッシュ用の大き目のスポンジなどを代用して中の水をだします。
ボート用スポンジとしてもショップでは販売されている約1000円弱位
③ビルジポンプ
これは、なかなか売っていないこともあって、またこんなものに3000円ぐらい出すのもあほらしいと思っている人もいるかもしれません。
よっぽどの激流へ行かない限りカヌーでは使う人はいないと思いますが、大きな船なら電動ビルジポンプなどもあります。
④醤油チュルチュル
さすが、便利グッズの代名詞だけあって、使いやすい。
水と共に砂とかもある程度まで一緒に吸い出してくれる。
見た目がかっこよくないのが弱点
⑤の水鉄砲のポンプ型
水をかき出すタイプのポンプは、ビルジポンプと違って、吸い取った場所から水を出しますが、少ない水量がボートの底にたまっている時に便利です。
なんと100円ショップダイソーの水鉄砲コーナーでたまたま見つけてしまいました。
普通は600円ぐらいで、まれにホームセンター売っていたのをみたことがありますが、ついにここまで安く108円で売っていたとはびっくりです。
まとめ
ソリッド型の内部を洗う時には、たまった水をボートをひっくり返しても抜けきらない水はでます。
少ない水なら、タオル(ぞうきん代わり)を使って最後までできるので、私はスポンジとタオルを使っています。洗う時は醤油~が便利で使ってます。
ドレインプラグとは、カヤックの内部に入った水を抜くためにあけた穴をふさぐパーツ。
参考:ドレインプラグを取り付けているオジサンの動画