オルカヤックVSフォールディング(組み立て)カヤックVSソリッドカヤックの第2段を前回書きました。
ソリッドタイプのボートをいくつか紹介してみます。
カヤックの一人乗りタイプ
クロスオーバータイプ
クロスオーバーとは色々なシチュエーションで対応できるマルチなボートの事を指しています。
ジャクソン社
TRAVERSE10
レジャータイプのリバーボートカヤックでは、かなり勢力的にパブリッシュしているメーカーなので、一度は聞いたことがある人も多いと思います。
使い易そうな、新しい2016モデルとしてはこのタイプはお勧めと言えるかもしれません。
静水域から流水面クラス4まで対応できる融通性の高いボートモデル。
その上で、初心者でも乗りこなしやすいタイプで、パドリングの練習もしやすそうです。
(初期スタビリティもセカンダリーについても安定度が高い)
ラダーは格納式のスケッグ
長さ10”4=約317cm
幅27=約68.5cm
高さ15=約38cm
重さ52=約23.5kg
もちろんエアフロートバッグも別売りですが装着ができるので、白瀬域に行く人でもファストダウンのレーサーなみのパドリングをして遊ぶこともできますよ。
(WWレースボートではないのでスピードは出ません。スキルが上がって、リバー系でスピードをもう少し求めるなら、このメーカーだとKARMAのUNLIMITEDあたりはいいかもしれません。直進性が高くバックウォッシュにもつかまりづらい。ブローチングもしづらいように見える。リープフロッグなど多用するランならトレバーズの方がいい)
この辺のシリーズはかなり丈夫な方かもしれません。
Go Proカメラの固定場所をつくってあります。
最近ではヘルメットにカメラをつけやすいようにしているものもありますが、ボートのコーミング先端位置は、ボート本体では一番高い位置になりますので、水面により近く、またボートバウ(前方)を映し出すのに迫力のある映像が取れるのではないでしょうか。
自分側を映すにもGoPRoの撮影距離データから位置決めされているので、めんどくさい位置合わせが必要なくなりそうです。
もう一つはボトルホルダー。ちゃんとしておいたはずなのに、いつのまにか足元にごろごろ転がっているのもなんだかうっとおしい。そんな人には使えるかも。
後部ハッチもカバー付きでセットできますが、オプションでカバーの上に固定ベルトの装着が可能なようになっています。
現地アメリカで本体のみで1200ドルぐらい。日本に輸入して販売すると為替によるが22,3万ぐらい~になりそう。
■レジャーと言っても今は色々使えるボート
ボータークロスと言う複数艇同時スタートホワイトウォーターゾーンのスラローム風レースがありますが、今年からワールドカップでも、興業面白イベントとして競技の合間に行われるようになりました。
このような、ソリッドモデルもそのようなボーターレースに出ることができるのが、最近のモデルの秀逸なところです。
初心者でも乗りやすいがレベルの高い人でも楽しめる。なんだか日本の車みたいと感じるかもしれませんが、楽しめるかどうかは、試乗してみてはいかがでしょうか?
日本で販売しているのかは知らないので、興味がある方はジャクソンを取り扱っている販売店へお問い合わせください。
ボート1つで、結構記事が長くなったので、別のボートなどは、またそのうちに。