カヌー（カナディアン）やカヤックの競技練習で飽きる。
そんな人達の為の改善策を、考えてみましょう。
スプリント
フラットウォーター水面でのスプリント競技では、ただ漕いでいるだけの状態のマンネリ化に飽きてしまう人もいます。
・1つはコーチが、競技を良くわかっていないことが原因で、はっきりとしたスキルアップの指導ができない事が原因です。
・もう一つはオーバーワーク現象。これについては、トレーニング内容を見ないとわかりませんが、危険な状態になりつつあります（詳細はサポートブック参照）
スプリントも含めたエアロビックなトレーニングと補完トレーニングの行い方はエーネストブック参照。
改善の方法
自分が国内のポジションを目標にせず、世界のポジションの目標を作ること。
スタート５０ｍのタイムが世界の自分と同じカテゴリー（ジュニア、U23,シニア）とどれだけ違うのか？
多分いくら練習を行ってもおいつけることは無いでしょう。
なぜなら、今のJCFの強化コーチの指導でさえ、ワールドカップなどで日本選手は５０ｍでも遅れてしまう成績しか出せないのです。
カヌーにとっては、私がハンドブックの本を書くきっかけにもなった、20年以上前の操法が2012年まで国際試合で行われていたのです。
どうするのか？
世界の最先端を分析したジャパン史上最強シリーズをとりあえず読んでみて、賛同できるかどうか？賛同するなら、それを試してみてください。
世界のトレーニングの基礎となることは書いてあります。
そこで技術を習得すれば、水上トレーニング＋強化トレーニングに入れるのです。
スプリント選手の世界のジュニアの体格を見て下さい。
日本選手の3回りぐらい大きな体格をしています。
なぜそんな体格になるのか？
正確な技術指導と、コーチングでのヒントで自分でテクニックのステップアップを行い、その上に体幹の強化プログラムを行っています。
毎日同じことを繰り返すのが嫌なら、インプローブブックに遊び風なボールを使った最新の世界で行われ始めたトレーニングも書いてあります。
つまらない練習は、わからないから起こること。
ステップアップのヒントを教師やコーチが持っていない事。
それで練習しても、毎回甲子園予選の最初の方で負けてしまう野球部と同じで、同じ年齢の１５０ｋｍを投げる選手やホームランを打ち6割を打つ高校生との差がついてしまうのと同じ未来なのです。
少しでもスキルアップのプログレを望むなら、資料は何でも取り入れ、自分で情報を精査して、使う使わないを決めましょう。
小手先のテクニックだけで、ピッチングしても１３０ｋｍは出せないのと同じで、パドリングも速くなることはありません。
理論が無いのに、自分で考えた練習で早くなることもないのです。
なぜなら、その理論は何十年も世界のトップ選手達の四苦八苦の成果がまとめられているものだからです。
そんな情報を外国のライバル国に教えるわけがありません。
教えてくれるのは、例えば、発展途上国に色々な技術を教えましょうという知れ渡ったレベルで、最高機密のコンピュターや原子力や遺伝子など教えてはくれないのと一緒です。
だからこそ、カヌーカヤックネットマガジンは何年も競技を見続けて、その裏で気になったモーションなどの分析を日々行っているので、何冊も本が出せるのです。
論文のような、一般の人にわからない理論の裏付けや､想定した予想の解析などわからない図や計算式は載せないように、噛み砕いて書いています。
マンネリ、打破
それは、熱い目標達成のモチベーション
が支える事はひとつの事実。
※ちなみにジュニアの場合絶対にやってはいけない練習方法があります。インプローブブックに記載。
