チェコ共和国の連盟では、選手のインタビューの受け答えについてのアドバイス講習を行いました。
日本も海外も、インタビューをそのまま書いてくれる人もいれば、煽ってスキャンダラスな事を引き出そうとするだけでなく、記事をでたらめな事をかいてしまったり、取材もせずにいかにもそのような事を言ったのように書いてしまう新聞や雑誌もあります。
そのようなときにトラブルに巻き込まれないようにするために、カヌー選手や、カヤック選手への受け答えのトラブル回避方法の講習をおこなったのです。
■選手は何をすべきなのか10か条
1.最初の質問に耳を傾ける。
2.できるだけ単純な答えをする。
3.自分がわからない事を推測で答えない「私にはわからない」「私は答えることができない」とはっきり言う。
4.物議を醸しだすインタビューには答えない。例えば社会問題やルールに関することなど。
5.自分のパフォーマンスに関する事だけにすべし。
インタビュアーがいかにも自分が言ったように仕向けるためにインタビュアーが答えを言っている事にうなずいたり、ハイ、相づちをうたない。
6.自分達のスポンサーに感謝する。
7.動揺しても、ゆっくり落ち着いて話す。
8.愚かな事を言わせようとする人などには疑問を持つ。近づかない。
9.カメラなどには緊張するので目線を外すとリラックスできる。
10.自己発信のツールでおかしな記事は言っていないと否定する。
■注意点10か条
1.インタビュアーは、あなたが感情的になる事を望んでいることを忘れてはならない。
2.インタビュアーが答えを変な方に導こうとした質問には、私は自分の力で何のためにやったのかというフォーマットを使う。
3.社会的なことなどで、意見を求められた時には、答えない。自分が今答える質問ではないと打ち切る。
4.4台のカメラとマイクが全てを記録していることを忘れてしまう事。
5.あなたが怒っている、疲れている、酔っ払っている時などはSNSをやらない。
6.あなたの恥ずかしい写真などは絶対にUPしない。
7.フェイスブックやインスタグラムでメディアが地位を隠して情報を引き出そうとすり寄ってくる場合があるので、注意する。
8.海外では人種的なことや、政治的な事など、国際連盟などが承認していない意図しない団体などがインタビューを行ってくることがある。
9.怒りや、失望などしているからといって、1ワードの返答はさける。
10.自分が平常心でなく、怖い状況や動揺したりしている場合、ライブですぐに答える必要はない。落ち着くまで持ってもらう事。
大体、このような感じの10か条づつを講習したようです。
翻訳:fochmag.tokyo
。