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第 2 回新規恒久施設等の後利用に関するアドバイザリー会議 議事の内容

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第2回新規恒久施設等の後利用に関するアドバイザリー会議が、平成27年1月16日(金曜日)17:30から19:30まで都庁第一庁舎42階北塔特別会議室A3にて、出席委員・外部有識者委員6名・東京都委員12名・組織委員会委員8名・計26名に加えて会議の公開一般傍聴者24名が見守る中行われました。

会議で見られた意見が公表されています。
以下、意見。

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海の森水上競技場

■競技スポーツができるだけでなく、広大な土地と人が居住していないという立地で、都心・スカイツリー・ゲートブリッジなどの景色が見渡せる場所。無限の可能性を秘めている。どうやってこの場所を盛り上げていくかという観点から区や競技団体要望を活
用したり、シドニーオリンピックのボート会場後利用も参考にしたりしてはどうか。

■最近の若手経営者などの間ではトライアスロンの人気が上昇している(タイム
を競うなど)。しかし、トータル練習(バイク、ラン、オープンウォータースイミング)が安全にできる環境がないのが現状。海の森をトレーニング施設として日常的に活用してもらえる可能性があるのではないか。

■水上スキーのような最近の水系スポーツのメッカになる可能性もある。

■車いすマラソンの選手や自転車競技の選手が安心して練習できる場所としての可能性も。あわせて、ジョギングコース、バーベキューなどの競技者を育てる施設(練習後には楽しめる施設)というものがあってもよいのでは。

■競技施設だけで議論してもしょうがなく、周りの広い緑空間が都民に与えるものは何かを考えるべき。この人工的につくる競技施設には、ここの広いエリアを使うためのさまざまなサポート施設があってしかるべき。このエリアをどう使いこなすか、ある種のビジョンをもって、サポート施設をつくるべき


葛西臨海公園(カヌー・スラローム)

■カヌーをやってみたい自分にとっても、魅力的。ソフト面の話になるが、初心者や一般都民がそこに行ったら指導してもらえる、いろいろサポートしてもらえるといったこととペアであることが将来的に必要だと思う。

■体験型スポーツテーマパークの「カヌー」「ラフティング」版のようなポジションが得られるのでは。都会でこういう体験ができることで、その楽しさに目覚めた方が、地方に行って渓流でやってみるということにつながれば、地方創生にも貢献できる。

■競技団体がいろいろなことをこの施設でやりたいということは大事なことであるが、実際にそれが実現可能なのかどうか、冷静な見極めも必要。有明アリーナもだが、運営主体をどこにするのかは大きな課題。ロンドンのO2アリーナの成功は、あのイベントを誘致できる運営団体だから成功しているという側面がある。そういう成功の可能性を高める運営体制、運営団体をしっかりと考えるべき。

■ロンドン大会の会場のスラロームのポンプの動力は、ソーラーパネルで賄って
いた。ラフティングをレジャー以外のチームビルディングを培う企業研修で使うこともされており、都心近郊でできるということを含め、魅力的だった。都心での体験は、自然の中でやってみたいということにつながる。いろいろな自治体の力も借りながら、さまざまな地域で実施する継続的なプログラムを考えてみるのもいいと思う。

■越谷のレイクタウンでは、サポーターなどがいてディンギー・カヌーを楽しむことができている。人々がちょっと身近な水面で楽しむスポーツのある種の代表かも。そこで、
水面で楽しむスポーツの初歩の練習を、先の意見にもあった辰巳の水面を使い、連携をうまくやって、その拠点を葛西に作り、ここにくるまでは1つ2つ段階を踏んでチャレンジしにくるというようなことができる仕組みを作るものよいと思う。

 

http://www.2020games.metro.tokyo.jp/taikaijyunbi/torikumi/riyou/advisory/02/pdf/giji02.pdf

 


○会議意見に対する所感

今回の意見については、水上スキーや水上バイクの遊び場として海の森公園を使う意見はおもしろい。静かな自然の中で爆音が響いてもそこは離れ小島。REDBULLなどが行っている、エアプレーンレースなどもここを使うのも良い。東京は自然を求めたがるが、東京に住みたい人は、なにかしら前衛で居たい人たちなのだ。
自然を求めたいのなら、行政を地方移転すればよい。それを断ることが記事になるのは、多くはそれを望んでいないから。
自然施設よりも、未来型イベントの追求施設は賛同したい。

カヌースラローム競技場について、賛同できない意見だけ。やりたい人は地方で体験すべき。キャンプもそうだが、共存しない限定的なものを都市部に取り込む必要性を訴える姿勢は単なるエゴでしかない。

その他の施設については、日本をロンドンにしたいらしい意見も他の競技場などへの意見で見られました。
文化とは海外をまねする事ではなく、日本の文化をいかに日本人の為に有益かつ利便として考えた場合、海外の前例を明示するのではなく、多くの日本人の意見を細かく聞けばおのずと方向は見えてくる。
一部の専門家のような代表者は現実を上辺だけしか知らない。それで誘導すれば、ポンコツになるのは当たり前。なぜ、マーケッティングが行われているのか?行政会議ももっと民間から学ぶべきである。
とにかく、
長くスポーツを楽しめる施設が出来るのが一番ですし、また待ち遠しいですね。