このムービーは相当訓練されているので、簡単にまねできると思って見ないようにしてほしいのですが、このカヌーのボートは空気を入れてカヌーの形状にするインフレータブルタイプというものです。
ソリッド型(通常の硬いグラスファイバーなどのボート)ではないので、初心者の方など勘違いしないようにご注意ください。
・1つは、ボートが転覆した時にボートを即座に起こすことができる。これは空気で膨らませているゴムボートと同じですが、幅が狭い為に転回しやすいのです。
・ボートが自分にぶつかっても怪我をしづらい。横側から簡単にひっくり返すことができるのも、練習が必要ですが、この幅でもできるようにトレーニングしていると思われます。失敗しても、頭や肩など体への打撲のデメリットが少なく、初心者があわてて横からおこしても何とかなる場合がある。
・起こした時に、へりが曲がる。これによって、水が内部にたまったものを、斜めの時点で流し出せる。
・逆にへりが軟らかいために、一般的な乗り方をすると、手の支持が十分に取れない。
そのために乗り方を編み出した様子。
同時に乗り込むことによって、ボートのねじれを少なくして、安定感を作っている。
・基本的に水中から体を浮き上がらせるためのキックなどのテクニックを行っています(カヌーカヤックジャパン史上最強サポートブックをご覧ください)これができないと、ほぼ乗りあがれません。
そのほか、何気なく行っていますが、色々なテクニックが含まれているので、これを見た人が何の知識も無い場合に危険なことにならないために、解説を入れることにしました。
自分や家族の命を守るための基礎は、カヌーカヤックジャパン史上最強ハンドブック、サポートブックをご覧ください。
※言葉でつまずかないように、わかりやすい日本語で部分などを説明しています。