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スラロームワールドカップ第2戦 緊急!ゲート解説と日本人予選結果

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2015年カヌースラロームワールドカップ第2戦の予選が6月26日金曜日行われました。
男子は予選1,2ともに終了、土曜日に準決勝と決勝がC1,K1ともに行われます。
女子は予選1のみ終了、土曜日にK1予選2、日曜日に準決勝、決勝と行われます。
女子C1は土曜日に決勝まで行われます。

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日本人選手
予選1:86名中30名先行通過
1位シューバートセバスチャン(ドイツ)73.53+0P=73.53
57位 Ogura Takeshi(21歳) 86.77+12P=98.77 ゲート3,4,15,16,18,19タッチペナルティ
60位 Urano Shuhei(20歳) 94.79+8P=102.79 ゲート4,6,11,14タッチペナルティ

予選2:56名中10名通過
47位 Ogura Takeshi ペナルティ58p 85.57+58p=143.57 ゲート8,9,17,18タッチ、11番不通過50P
48位 Urano Shuhei ペナルティ60p 85.40+60P=145.40 ゲート2,3,13,17,18タッチ 4番不通過50P
男子 予選通過者無し

女子
予選1:62名中20名通過
トップ Chourraut Maialen(スペイン) 78.54 +0P=78.54

49位 Okazaki Haruka(17歳) 106.48+6P=112.48 トップ33.94ポイント差
4番7番10番タッチペナルティ
予選2:41人中10人予選通過 (翌日土曜日5番発進)
37位 Okazaki Haruka 94.85+52P=146.84 ゲート14タッチ 20番不通過50P

女子 予選通過者無し

女子トップ通過はスペインのマイアレン選手、ベテランの意地を見せたと言うところでしょうか。他の表彰台の常連選手はそこそこついていく成績(トップからのカットラインが10秒もある)なので、翌日の為のやや軽めにながしての予選通過と言う感じです。


ゲート解説をしてなかったのですが、ここは激ムズカシイ。

流れの速さと、一見オーソドックスな設定のように見えるが実はクヌッとした感じのハンドリングが必要で、その上リズムがゾーンで変わってしまうだけでなくゲートによっても崩されるため、コースリズムをつかめることが出来る高い技術が必要なコース。

緊急!!Krakowゲート解説!!

ゲートは21、アップゲートは3,4,7,13,17,18

カヤックでトップ10に入るレベルならノーペナルティで行けるコースですが、カヌーだとトップ10の選手でもタッチしてしまうほどの設定。またタッチもカヌーとカヤックではゲートに対して違ってくると言うすごい設定が見られる。唸りどころ・・・
ライブを見たと言う人はセミファイナル等見る時にちょっと注目してほしいポイントなどを書いてみます。

#1:スタートから右へ円弧移動しながら消波ブロックのボアOの小さな畝を超え2番への直進ルートで入る。

#2:低めのシュートを降りてすぐのゲート、トゥバックを超えて右3番UPへ向かう。下位の選手はここで、もう当たってしまう。

#3:上位のカヤック選手にとっての鬼門の3番アップゲート。出口付近への流れるボアO、スロットに当ててターンし畝を超えてトラベルゼし4番へ

#4:ここもカヤック選手で上位クラスは捕まらず中位ぐらいの選手にとっては鬼門ゲート。シュート直後の消波壁裏のアップゲート。シュートのフェイスが広がって流れてきているのでピボットでターンをした時の10時方向でスロットの影響を受けるので脱出時ブレイクインするために鋭角にターンできる。
ここからブリッジの下のシュートまでちょっと漕ぐ。

#5:シュート直後のゲート降りてすぐにあるゲート、だが、これは6番へのアプローチの為のゲート。
#6:ほとんどの選手はここを意識しているので当たることはない。5番のアウトフローでのハンドリングで通過していくルートを作る。
通過後、クイックに右方向にバウを向けて7番へのカレントからのブレイクアウト準備をする。

#7:カヌー選手の鬼門ゲート。アップゲートは消波ブロックの裏の狭いエリア。カヤック選手はほぼタッチしない。

#8:カレント中央のダウンゲート。7番からのターンで中央へアプローチして通過。ショルダードロップの選手も多い。

#9:8番からのカレントの中央のまま左方向へ進みカレント中の10番へ。

#10、#11:カレントのスタッガーゾーン。

#12:コース補正用ゲートセンターに。

#13:左アップゲート、ここはタッチする選手は少ない。ブレイクアウトからブレイクインがオーソドックス#14のカレントやや右目のダウンゲートへ。

#14、#15:ややスタンディング気味だが、#16はおさまる。

#17カヤックではタッチしづらいが、カヌーではパワーゾーンになるために鬼門となるゲート。カレントからやや離れたエディのため、スピードが愕然と落ちる。

#18:トラベルゼ後の右アップゲート。ここもタッチの多いゲート。消波壁が小さく、ファストで入るが、出はスローになってしまう。

#19:このセッティングの中で一番難しいゲート。18アップから出てブレークイン直後にあるカレント左目のダウンゲート。中位以下はほぼタッチしてしまう。おおきな円弧を書きながらのトラベルゼは、ゲート方向に向かって流れれるシュートの流れと、強めのカレントの複合流。ここをタッチしていてはトップ10には入れない。

#20、#21流れ方向が変わるカレントの小さなスタガー。
ちょっと距離のあるフィニッシュゾーンまでラン。
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ゲートタッチの動向のデータを作ってみましたが、上位選手と中下位選手の特徴が検挙に現れました。

日本男子の選手、女子のタイムよりも10秒遅れているのでは、ペナルティの問題ではないことがはっきりしています。何曜日についたのかわかりませんが、スケジュールで月曜から割り振られているので4日間でゲート攻略を見つけられなかった事なのかもしれません。海外の下位選手のパドリングのひどさも目立ってしまうほどのコースなので、トップ10選手の丁寧なクリアを目指して、多分撮っているでしょうコースビデオのアプローチを見直して、頑張って行ってほしいと思います。

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