組立てカヤックと言えば KLEPPER社

今や色々な国でも組み立て式のカヤック(フォールディングカヤック)がありますが、元祖と言えばこのメーカー「KLEPPER」ヨーロッパのメーカーです。100年以上の歴史のあるメーカーを紹介してみます。   

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日本でも組み立て式のカヤックは手に入るので、それが普通だと思っている人も多いと思います。
KLEPPERクレッパーとは知る人ぞ知るフォールディングカヤックの最高のモデルを提案しているメーカーです。


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Folding Kayaks

KLEPPERは1907年からオリジナルの折り畳み式のカヤック製造をしていることは、多くの万博やべルリンオリンピックなどにも出品されていることで知られています。
この会社のスローガンは「クルーザーからオリンピックのボートまで」。
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このフォールディングスタイルのカヤックで
1923年にはドイツのカールショットKarl Schottによるインド遠征。
1926年にオアルドアマンドソンRoald Amundsonによる北極遠征隊。
1928年キャプテンローマーCaptian Romerによる初の大西洋横断。
1955年ドクターリンデマンDr. Lindemannのアトランティック横断。
1985年アルヴェエッドフックスArved Fuchsの北極点遠征。
1989年ハワードライスHoward Riceのケープホーンを1周
という世界的な実績があり、ドイツのボンにあるドイツ国立博物館のドイツの名品として特別展を行い、クレッパーミュージアムを設立するまでになりました。
ミュージアムはドイツのオーストリア側のROSENHEIMの街にあります。
入館料は大人2ユーロ
水木金は13時~18時、土曜10時~14時、それ以外の日はお休み
小さなミュージアムですが、近くに行くことがあったら、ちょっと覗いてみてはいかがでしょうか。
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ミュージアム
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この会社はハンドクラフトです。
日本で売っているタイプはアルミなどのスチールパイプ系のタイプですが、KLEPPERは木製の骨組みです。
人間の手ですべてのパーツを加工して作っています。

Klepper Faltboote – Beitrag Bayerisches Fernsehen

木製組立ては難しそうと言うイメージがありますが、そうでもありません。
2分割タイプでスキンに枠を入れて中央で合体させ、コーミング枠をつければ完成です。
もしこのボートが欲しくててサイトに辿り着くことができれば、組立方法のビデオをダウンロードして見る事ができるでしょう。(解像度がローとハイの映像があります)
価格は1艇だいたい3000ユーロから4000ユーロの間に色々な種類があります。(現地価格)
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Aerius 490 SL Quattro
このモデルは5色
標準装備遠征私は25センチ幅キールストリップで補強補強、 4エアホースとキールストリップ、背もたれ付き白樺フレーム、荷物ネットの背後に、フロントとリアのトグルを運ぶリトラクター、バックハッチ、パドルバッグ、ライフライン、重量:約29キロ。荷重: 360キロ/ 420リットル。遠征タイプのカヤックで転倒防止。ロングランな耐久性。直進安定性を重視。最高のセーリング品質。カヤックの上級者なら完全にこのモデルを推薦するというメーカーの自信。4000ユーロぐらい


KLEPPERクレッパー社の特徴的なカヤックは、組み立て式に帆が張れるモデルのカヤックがある事です。
帆(セイル)がヨットのように広げられ、角度も付けられるユニットがあります。
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KLEPPERはドイツ、イギリス、イタリア、フランス、ロシアで購入することができます。
取扱い会社のYOUTUBEでのKLEPPER紹介
http://youtu.be/Zl9WsrledKY

YOUTUBE(KLEPPERのCM)

Klepper Falbootwerft AG Commercial

クレッパーではパドルも出しています。
2m60cmと言う長いパドルも
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こういうなかなか手に入らないカヤック持っている人って、相当勉強しなければ手に入れられないので尊敬します~。
購入してもマニュアルも訳す必要あるし、海外製品だけに、ユニットが日本式じゃないので悩むこともあるでしょう。
そこが大人のおもちゃとして楽しめるところなんだと思います。
簡単に手に入って、簡単に使えると、簡単に使わなくなってしまいます。
今更引けないという根性で、これを持ってるエピソードは、絶対面白エピソードに違いありません。
持っている人がいたら、話投稿してほしいです。
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