ORU KAYAK オルカヤック 組立ての方法

組み立て式簡易カヤックのオルカヤック。本サイトでも何回かご紹介しました。
その組み立て方と、製作のヒントを書きました。


まず、オルカヤックが、たたんでパッケージされていますので、ヘッダー部分を外し、中の隙間に入れてある、バーとシートを外します。
oru kumitate0 - ORU KAYAK オルカヤック 組立ての方法
・これを広げて、右舷に桟用のバーを4本、前から後ろにかけてはめ込みます。
・パルク(前後の中に付ける補強桟(三角のオレンジの板)を前後に一つずつはめ込みます。
oru kumitate1 - ORU KAYAK オルカヤック 組立ての方法
・そして、ヘッダーをシートの下に敷く補強桟としてサイドにパチンと両側ハメます。
その上にシートを設置します。
oru kumitate2 - ORU KAYAK オルカヤック 組立ての方法
前後から、幅止めを止めてゆきます。
完成となります。



オルカヤック(折り畳み式カヤック)を自作する人の為のヒント

ここで、クラフターなら、これはつくれるんじゃないのか?
と試行錯誤する楽しみ方をする人も、結構いるのではと思い、上図の写真を乗せたわけですが、
注目すべきは
①すべて一枚で構成されているわけではない。
②前方後方(バウとスターン)は2重織りにしている。
③前方のパルクは重要な補強なので、づれづらいような仕組みをしている。
④シート下は体重がかかる部分なので、ヘッダーの部分で厚くしている。
折り曲げ方の構造が、写真でわかるとおり、前後の折り返しが違う。
コーミングやセンターラインの補強に力を入れている。
この辺はクラフトするのに参考になるかもしれません。
もう一つの素材は、プラべニアでは、製作に向いていないという事です。
プラべニアは一時的な汚れ防止や、傷付けないようにする目的の当てでしかないので、紫外線に当たっていると数か月でボロボロになってしまいます。
それを忘れて、作って浮かべては沈没&環境破壊になってしまいますので、あくまで、モデリングの素材としか使えないので注意が必要です。


カヤック制作の項目に書くことも、記事に書いてしまいました。
ビルダーの皆さんの何かしらの参考になればと思い、記事にしました。

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