これから夏休み プールで泳げることは大自然で通用するのか

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なぜライフジャケットの装備を勧められるのでしょうか?

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自分はかなり泳げるよ!
ボートで転覆するようなプレイはしないよ!

そう思っているのは初心者であり、ナウティックスポーツ(水上スポーツ)に触れたことがほとんど無い人達の言葉です。

ウォータースポーツ愛好家に水泳補助具のの未装備について尋ねたときに得られる典型的な答えでもあります。

プールの水泳と大自然の水場は違う

ボートでは転覆はいつでも起こる可能性があり、転覆しない可能性が低いわけではありません。

確かに「泳げる」ということはほとんどの場合当てはまりますが、それはプールなどの静水できれいな水、水面下のハザードが無い、水泳用服の着用などの良い条件下での授業などの状況を指します。泳ぎに行く準備をし、必要に応じて事前にクールダウンしてから、意識的に水に入るということです。
SUP ボード、ボート、カヤックからの脱出など、誤って水中に落ちた場合は、状況が異なります。
転覆や転落は予定行動外であり、予期せぬ突然に起こります。

たとえば海や大きな湖などでは、高波、装備が波でなくなったり、パドルなどの喪失、衝突、さらには健康上の問題なども考えられます。
特にボートなどの転覆時に自分の体がボートなどのハードな装備にぶつかった衝撃と痛みで戦意喪失状態となることもあり、泳ぐどころの意識にはならないこともあるのです。
したがって、予期せぬ突然の水中に放り込まれた時の水泳はもはや通常の状況ではなく、このような状況では「通常の」水泳などのプロセスが機能しなくなる可能性があります。このような状況で浮力を提供する浮力補助具(ソリッドベスト)は生死を分ける可能性があります。

外国の一部では、経験豊富なパドラーが適切な水泳補助具を持たずにツアーに参加し、他の経験の浅いパドラーやさらには若者にとって悪い模範となってしまうのは、特に残念なことです。
ホリデーシーズンが始まり、多くの人が海に出ています。したがって、安全なカヌーと事故統計の減少の良い例として、模範となり、旅行中に水泳補助具を着用してください。

救命胴衣やPFDなどはあくまでも、死亡や大事故のリスクを減らすもので防げるものではないと言うことも知っておきましょう。

PFDはなんでもよいのか?

夏休みの旅行用にホームセンターなどで売られているPFDパーソナルフローティングデバイスというスポーツ用の救命胴衣がありますが、どれを購入したら良いのでしょうか?
川にいくのなら子供用だけでなく、大人用も購入し身につけた方が良いでしょう。浅瀬でおぼれたこどもを助けに大人が飛び込んだが、一緒に行方不明になってしまうニュースが毎年あります。自然を経験したことのない人達は自然をなめています。自分の力が大自然に対応できると勘違いから起きる事故でもあります。
着用するならこどもも大人もベスト型を着用し股ベルト付きで脱げないものがお勧めです。
腰だけにつけるものや、腕とかに補助の空気の入る物などはバランスを保てなく重大な事故に繋がる可能性もありお勧めできません。
そして、浮き輪は救命道具になり得ないことを知っておきましょう。浮き輪は浮かぶものという観念が植え付けられているため、浮き輪があればPFDは不要と考える人も多いのです。しかし、こどもであっても大人であっても、浮き輪を掴む手は強固に掴んでいるわけでもなく、体はすり抜けてしまい、浮き輪と自分自身は離ればなれになる、または掴んでいても安全に浮いているわけでもない不安定な状態が続きます。呼吸確保できる様な浮かび方もしないのです。死亡事故もあるため、注意しておきましょう。
プールと違い、川や海では泳ぎが全く通用しないことは経験者でなければ分からないでしょう。あえてそれを体感して知る必要はありませんが、知識として危険であると言うことを覚えておくことが重要です。
同じく海でも・・・。

そして、こどもから絶対に目を離さないこと。

浅いや流れが遅いなどは素人の判断ではそう見えても、実際に危険な箇所は多々あります。
楽しい休暇を過ごし終えるためにも、こどもと一緒にいることは息抜きの時間は無いと言うこと。
大人同士でも、調子に乗らないこと
地域の防災担当者の放送などの指示に従うこと。
晴れていても、上流の天気は違うこと
鉄砲水は地鳴りが聞こえてきてから逃げるのでは遅いこと
多々あります。

専門家の注意や指示が地域などの行政関連のWEBで公開されていることもありますので、出かける前にチェックして、天気情報もチェックして、無理しない、計画であっても断念することも重要になります。

楽しい旅の思い出にするためにも、自分だけでなく、同行する人達とも情報共有しておきましょう。