バンドを利用したカヌーの運び方

インディアンの時代からカヌーは活躍していましたが、そのインディアンの手法をもとにしたカヌーの運び方で、腕だけに頼らない方法。
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カヌーを腕だけで運ぶには相当体力が必要になってしまいます。大抵の人は途中から頭を付けて運ぶことになるでしょう。
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下記の写真もインディアンのカヌーの運び方の記録写真なのですが、パドルとカヌーをセットにして運んでいます。これの特徴は三角形状にパドルをセットしている事です。
canoe hold04 - バンドを利用したカヌーの運び方


写真は革のバンドですが、今なら配送用に使う平べったいゴムで対応できると思います(紫外線に当て続けると劣化しますので注意)
シート部分にパル面wp留め、ヨークにエンド部分を留めています。
センターを開けておくのは、自分が担ぐのに邪魔にならないようにしています。
シートの形状にもよりますが、これはシートの網目の間に細紐を通しています。
canoe hold01 - バンドを利用したカヌーの運び方


こちらのバンドワークは頭を当てるためのものです。
ベルトの巻いていく留め方はストリームを見つけましたので、下の方に乗せておきます。
頭を乗せる余裕を付けて留めます。
canoe hold02 - バンドを利用したカヌーの運び方
そして、このように頭に当てて担ぎます。
canoe hold03 - バンドを利用したカヌーの運び方ビルメーソンさん
車から河原まで移動距離がある場合など、便利ですね。
**ここ注意**
しかし、大きな問題があります。
それは首にかかる負担がものすごい事です。ラガーマンや相撲取りの様に首を鍛えている人ならともかく、現代人の自然を相手に生活をしていない人たちのレクレーションカヌーでこれを行ったら、首をあげれば後方に持って行かれ、上り坂なら後ろに転げ落ちるかもしれません。これをしただけで、首がムチうちになる可能性もあります。
安易にまねをしないように気を付けてください。ワイルドな人だけができる技です。


◆BOXの運ぶためのバンドワークと4分ごろバンドを利用したカヌーの担ぎ方。

Rigging The Tumpline

◆首がだめなら肩で運ぼう!
canoe hold07 - バンドを利用したカヌーの運び方
この方法は上記のインディアンの方法とパドルのセットが逆です。トワート部分にパル面を留めることで広い面を肩に当てやすくなります。それを利用して運ぶ方法です。
写真は頭ではなく肩に乗せています。こちらならハイティーンの子供でも可能なようです。
ケベックで行われたサマーキャンプでの重たいカヌーを運ぶ方法のPDF(英語)訳していませんが、見て分かると思います。
http://www.amtraders.com/pricing/rigging%20a%20canoe%20for%20portage.pdf[/overrule]

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