ICF2015新ルール カヌースプリント対応

カヌーのスプリントボートの重量規定が変更になり2kg軽くなりました。


ポルトガルのボートメーカー「ネロ」が2015年新規定に一番乗りで対応しました。
11/15のFACEBOOKで発表。
ICFのワルシャワでの会議で先週決定したカヌーソロ艇の重量の軽減14kg。ネロ社は早急に対応して、新基準に対応するボートを完成させました。今後、このシリーズをプッシュしてゆきます。
[overrule] Rule changes. Already there!
Following last week’s decision from the ICF Warsaw congress to reduce the C1 minimum weight to 14Kg, Nelo was able to, faster then expected, adapt and deliver. Starting this week all canoes will already feature the new reduced weight.
[/overrule] nelo sp002 - ICF2015新ルール カヌースプリント対応
カヌーに関してはこの先いくらでも重量を落とせるでしょう。
なぜなら、一応シットインスタイルとなっていますが、舳先とキールラインがあれば、カヌーレースボートとして使えるからです。
シットオンはダメなので、ウォーターラインぎりぎりでの形式的なガンノルが存在すればよいのですから。
スタンドアップパドルボードはその点スピードレースに適さない形で、レースをやると言うアホな考えが楽しめる面白さなのかもしれません。
板切れの上に乗っているには、舳先が水につんのめる(ささる)ことは経験上誰でも知っている事ですし、キールが無いことは進行方向にブレーキをかけているだけの体重のスタイルしか取れないことでもあります。
それを、水流を整備し、前進抵抗を受け止められるバウ形状にしたのがレースの(カナディアンカヌー、日本) カヌースプリントのレースボートなのですから。
16kgだった規定が14kgになるという事ですので、(公式ページが見当たらない…)対応が早いことは、すでに、作られていたボートは軽く、バランスをとるための重量配分をして、ボートに加算していたのかもしれません。実際カヌーマラソン用のボートはさらに軽い(規定10kg)。
という事は、さらに軽量になったボートは、より難しく、選手への依存度が高くなるのかもしれません。
早く、最初のレースを、みてみたいですね。オーストラリアかニュージーランドあたりで新ボートの進水レースがあるかも・・・
2015rule spr - ICF2015新ルール カヌースプリント対応

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