ジェシカ RBチームインタビュー

先日U23で優勝した、オリンピック銀メダリストのカヌースラローム選手であり、カヤックスラローム選手でもあるオーストラリアのジェシカフォックスさんの契約しているRBチームのインタビュー
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RBチームのカヌー選手のジェシカフォックスさん、チームはオンボードの為の彼女への支援を惜しまない。
RB(RBチーム):ジェス、チームによく来てくれたね。で、さっそく、君を知らない人もいるかもしれないので、その辺から話そう。君はパリParisからペンリスPenrithまでどうやって行ってるんだい?
JF(ジェシカフォックス):あはは、今パリに住んでいないのよ。今は南仏、生まれた町マルセイユ。ママはフランス人でパパはイギリス人。二人ともカヤックの選手で、その後コーチとなって最終的にPENRITHに来たわけ。
パパは2000年のオリンピックからオーストラリアチームでコーチをしていたの、当初1,2年の予定だったけど、長く住めることになって、ここにいることにしたの。
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RB:それは私たちにとってはうれしいことだよ、AOCみたいに…
じゃあ、他のホワイトウォーターのスポーツと違っている点についてカヌースラロームのこと話してくれる?
ニュージーランドへ行ったときホワイトウォーターは急流だったけど…そんな感じなの?
JF:急流でのホワイトウォーターを利用した競技がいくつかあります。ラフティング、エクストリームカヤック、滝落ち、フリースタイル、カヌーカヤックのダウンリバーレースやスラロームです。
大きく異なる点はどのように技術を水のシチュエーションで行うのか。スラロームはオリンピック競技ですが、技術的にもプロフェッショナルなスポーツで、90~120秒で行うタイムレース、ホワイトウォーターを利用して様々な動作や局面で上手く乗りこなせるのか、緑のゲートは下り、赤のゲートはのぼります。有名なレースの一角にPENRITHやロンドンオリンピックのコースだった人工コースも良く開催されています。わたしが大好きなのは、ニュージーランドの自然の川。このスポーツの原点の自然にもどる感じ。
RB:激流の鬼と化すのね。
20歳でオリンピックの銀メダリストとして有名だけど、やってきたことのハイライトや経験についてはどう?
JF:私も何が爪痕かが良くわかっていません。この間のロンドンからほぼ2年経ち、私もティーンズを卒業できたかしら?(笑)。
ロンドンは信じられない経験だったわ、特別な18歳。
当時私はトップ5に入り、オリンピック予選の通過を目標に頑張っていたから、メダル獲得なんて思ってもいなかったの。
でも、本当に良い感じでレースができて、自分の可能性を見せることが来たと思ってた上に、銀メダルまで獲得できたことは、オーストラリア代表として誇りに思いました。
私たちは毎年(オリンピックイヤー以外では)、世界選手権がありますが、それでもオリンピックは私たちのスポーツの頂点には違いありません。
RB:最終的にカヌースラロームに落ち着いたと思うんだけど、他にいい感じのスポーツはあった?
JF:私はカヤック以外の事をいつも考えてたわ。(笑)。私がいつも思ってたのは、週末や休日の度に車にカヤックを積んでるのを見ると、それが嫌で文句ばかり言っていました。
私は14歳までは水泳と、11歳の時に腕を折るまではリトルアスレチックや体操に明け暮れていました。
私の理学療法士に、もう一度カヤックを「リハビリを兼ねてPenrithでいいお友達を作るのにやってみては?」と勧められたのです。
Ali Borrowsさん(まぶだち)は彼女が私がスポーツする原因だと言い張ります(笑)。
私は急流のホワイトウォーターが大好きで、この年になってアドレナリンが出まくります。若かった時からホワイトウォーターを続けて来ましたが(みんなは12歳からPENRITHからにしてね)フラットウォーターだけだった時は退屈で死にそうだったわ。
RB:ジェシーへのオーダーはおめでとうってことでいいよね…
JF:もちろん!Penrithでのアンダー23の世界選手権の競技を終えたばかり、ホームでのチャンピオンシップと格別だけど、それに勝って興奮しまくりなの!
RB:ちょっとまって、まだ終わってないよね。
今年も、まだまだイベントが「メガ盛」ぐらいあるんじゃないの…
JF:「メガ盛」ってほどじゃないわよ(笑)。
ワールドカップシリーズ期間の約3週間は、ヨーロッパ、イングランド、スロベニア、チェコ、スペイン、ずっと海外に行きまくり。
中国でのユースオリンピックゲームを皮切りに、オーストラリアチームの親善大使として行くんだけど、ちょっと面白そう。
若い選手みんなのマスコットキャラとしてがんばるつもり。
それから、ヨーロッパに戻ってちょっとトレーニングして、アメリカで行われる今年のビッグレース9月のワールドチャンピオンシップに。
最高の年に向かって4か月のスタートをします。
RB:君の最終ゴールは何かな?
それと、激流の鬼って具体的にいうと?
JF:沢山あるけど、オリンピックで金メダルの夢を叶えることかな。
激流の鬼と化すって言ったけど、そうなれること!
でもそれについて1つ2つふれると、ジュニアレベルでダブルワールドチャンピオンとアンダー23レベルでなることと、最終的にシニアでそれらを達成できることですね。
RB:お決まり事みたいに聞こえるけど、まあいいや。
練習や試合をしてない時は何をしているの?
JF:食べて、眠っての繰り返し!
オンラインメディアと心理行動学についてスインバーン大学で勉強しながら、競技の為に旅に出て、大学の後期の授業を毎年延期してもらっているの。
RB:じゃあ、最後に、だれにも言っていないこと教えてくれる?
JF:はい、私はジェス。そしてチョコレート中毒。それと、ハリーポッターもファン!(笑)
5 May 2014 ホセ ラキックさん
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