ケニア第4回カヌー チャンピオンシップ

2013年10月、アフリカのケニア国KenyaサガナSaganaのTanaRiver川で行われた、第4回カヌーチャンピオンシップ4th Africa Canoechampionshipsの結果です。 africa canoe001 - ケニア第4回カヌー チャンピオンシップ


南半球で行われるカヌー競技。アフリカでの数少ないカヌーイベントの情報はとても少ないのですが、見つけたので翻訳してみました。
Murang’a County では2週間に及んでのアフリカのカヌー選手権をケニアがホスト国として行いました。
アフリカの近隣諸国に対して10ケ国に招待状を出しましたが、テロなどのウェストモール事件の影響により3か国は不参加の返答。
南アフリカ国はデフェンディングチャンピオンとして、ナイジェリア、チュニジア、モロッコ、ウガンダ、セネガルと15名の選抜チームをだしたケニアに対して迎え受けます。

2013年10月15日~23日に、このイベントは、SAGANAサガナウォーターフォールズとアドベンチャー施設のSAGANA RAPIDで開催されました。
サガナ側の300mの急こう配の急流をダウンリバーしてゆきます。
サガナ川はケニア最長の川の源流の数々の支流を合流しています。
サガナラピッズのCEO、William Kinuthiaさんは「3か国がウェストゲートの攻撃を理由にしていましたが、他の7か国が参加してくれることは非常に喜ばしいことです」と話す。
このイベントはICFとケニアカヌー&ボートレース連盟の支援を受けています。
ケニアチームは男性10人、女性5人のチーム編成をし、サガナ急流でキャンプをして準備しています。
このイベントを成功させるために道路などのインフラ整備をKinuthiaさんはMurang’a県の行政などを訪ね歩きました。政府自体は我々にサポートをしてくれず、自分達でスポンサーを探すことを余儀なくされてきたのです。国で確立されていないこの競技に対しての地元の事業法人などはレスポンスが良 かったと話しています。
KINUTHIAさんはカヌー選手権を開催できることになったときにこういいました。
「実践的な流れの荒く急流なこの川を持っているケニアには、これからの未来に国際的なレベルで戦えるチャンスを持っている」。
Muarang’a群のエグゼクティブ教育担当者のDavid Waweruさんはこのスポーツイベントが国際的になれば、観光やスポーツイベントの会場として、この地区を発展させるだろうと述べました。
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簡易翻訳FOCHMAG.COM
 
kania sccopy 001 - ケニア第4回カヌー チャンピオンシップ

さて、ケニアの準備万端迎え入れた、レース結果はどうだったのでしょう?
K1男子 
1位 ナイジェリア AKINYEMIさん
2位 RSA ORPWOODさん
3位 アルジェリア MAZARさん
おしくも第4位にケニアのCHOMBAさんですが、
6位から10位まではケニアの選手が占めました。
ヒート1,2の参加は19名うち10名が決勝へ進むルールです。
女子K1
3位にケニアのWAMURANGAさんが銅メダルに輝きました
女子9名うち5名が決勝。
カヌー自体用具をそろえるだけでも相当な高額になってしまう競技だけに、アフリカの発展がこれからのスポーツ人口を増やしていくことになるのでしょう。
今大会はICFにも競技として登録されましたので、国際スポーツへのステップには成功したと思われます。
競技結果
http://kanu-wildwasser.de/images/stories/pdf/ergebnisse2013/WildwaterCanoeingFULL%20RESULTS%20African%20Championships%202013.pdf
YOUTUBE

Kenya To Host 4th Canoeing Championship In Sagana

ケニアSaganaキャンプ場
kenia camp001 - ケニア第4回カヌー チャンピオンシップ
ケニアでも衛生的な設備を誇るキャンプ場で、近隣の法令順守のための見回り施設としての役目もあります。 とくに、ビールなどの販売はしないことにしており、学校や教会などの主催でもキャンプを行うことができるようになっています。

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