プラハの世界選手権2013 復活!

ワールドカップとオリンピックチャンピオンたちは、2013年9月12日(木)~15日(日)に行われるICFカヌースラローム世界選手権プラハの為に、チェコ共和国にやってきました。
覚えているでしょうか、この競技場、プラハの大洪水の為にこの地区は悲惨な状態になってしまったのです。
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2013年度のカヌースラロームのカレンダーにある、世界のベストスラロームパドラー達367名が、プラハの北西部にあるTrojaコースでしのぎを削ることになっていました。
しかし、 Vltava川の氾濫で、ホストは世界選手権の開催の夢が、3か月もの間水中に沈められたままだったのです。そのアクシデントもクリアの見込みが立ちました。
ボートハウスはズタボロ、もはや、この近辺では洪水の残骸の被害によって立ち直れないと思われていました。
今、ちょうどチャンピオンシップの開催二日前ですが、スタートできることに感謝したいです。主にボランティアの方々の、たゆみない努力のおかげであります。
今朝のオープニング会議で、この並々ならぬ成果を何度も強調していました。
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K1女子オリンピック銀メダリストのジェシカフォックスは「洪水の後に、みんなが施設を復元するために取り組んでいたけど、どれだけ難しかったことかを思うと、とても素晴らしいことです。」
「国際的なパドリング コミニティは組織によって成し遂げられたこの作業に感謝しきれないでしょう、この光景を見て、週末の競技関係者やクラブ選手たちも同じように感じていると思います。」
K1ヨーロッパチャンピオンの選手の一人Jiri Prskavec (チェコ)。彼はKrakowで金メダルを獲得した後、夜通し540kmを運転してきた。ワールドチャンピオンシップを勝ち取ると、他の人たちに宣言していたことができるようになった。
Prskavecはこう言いました。「私たちは組織の人たちやクラブ関係者ら全員に感謝しなければならない。なぜなら私たちにワールドチャンピオンシップが帰ってきた幸せは、彼らのおかげでしかないのだから」
競技は木曜日から始まります。ワールドチャンピオンの冠が渡されるのは、土曜日曜に決定します。

===========翻訳fochmag.tokyo================
==補足==
5月11日ー12日に行われる予定でした。
※開催11日(選手ミーティング日)
今回の大会のチケット代は、毎日料金が違います。週末のが高くなっている1日券4€~日曜8€。家族券日曜18€。4日通し券22€(詳しくは運営にご確認ください。)prague affi - プラハの世界選手権2013 復活!


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コースについて
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チェコ共和国の中心部に位置しています。Trnavka川に人工的なスラロームコースを建設し、チェコで最も過酷なコースとしてだけでなく、長く、ドロップも難しいコースです。
1979年に工事が始まり1984年から運営され始めました。それまでは、経験豊富なスラロームレーサーでさえ、このプラハの野生の急流はとても恐ろしいことで有名でしたが、数々のカスタマイズでよりチューンアップされました。このコース自体はダブルス向けではないのかと言われるぐらいのパワーが必要で、 女性のレーサーでは相当な困難なコースです。
コース自体の攻略は、ペナルティを絶対に侵さないことが重要となってきます。
上流側はパルスで、驚くほどの勾配があり、最後の1/4は極めて難しいのです。それはすべてゲートセットに大きく左右されます。
700mという長いコースが取れ、コース幅は10~12m、44木製ヘリに固定されたゲート(エディフェンス、エディウォール)、フリースタイル(旧ロデオ)プレイも可能なほど。
ちなみに、 観光ポイントはゴシック様式の15世紀に建てられたお城があります(1910年に再建)
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プラハのカヌーレースのCM YOUTUBE

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