ICFの広告規制ガイドラインに様々な反応

ICF国際カヌー連盟はパドルメーカーの有名国際スポーツ競技イベントでの広告の規制案を発表して以来カヌー関係のメーカーから様々な反応が現れ始めている。
今回は、この規制についての翻訳と解説を記事にしました。
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ICFは広告の場所とサイズを規定し、所属国や選手名の場所などを規定しようとしています。詳細のPDFはこちら
https://docs.google.com/file/d/0B0FO9BpB28EXN3F4SWtzQ25nN3M/edit


国際カヌー連盟(ICF)はより良い運営の為のボートの識別と広告等を標準化したいと思っている。これまでのところFACEBOOKなどのソーシャルメディアのコメント欄の反応は様々であります。
これらのガイドラインが普遍的なものなのかどうかは定かではありません。C1のパドラーデニスガルガードDenis Gargaudは、これについてはフランスからの提案ではなさそうです「それはまだありがたいことに公認されていません!」
その提案は道理にかなっているようで、いくつかの連盟、たとえばフランスのFFCKも広告制限をしています。
私たちはこのようなNELOなどの大手スプリント、スラロームのメーカーからの反応には今のところ見られませんが、スラロームボート製造メーカーのGALASPORT社は自身のFAECBOOKの頁にこのようなメッセージを表明したのです・「みなさんお気をつけて:ICFはICFのスラロームのイベントについて広告の制限を準備しています。我々GALASPORRT社は、これについては賛同の署名はすることはありません!選手とメーカーの両社に対して金額の制限を付けるべきではないと思っています。国際カヌー連盟とのさらなる議論をするために、あなたがたが、私たちに同意していただける場合はクリックかコメントを残していただければと思います。ありがとうございました。」
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強い賛同を選手のコミュニティのほうが多いように見られるジャッジが出ています。選手たちは、はっきりしているようです。
「このドキュメントを読んだ後、ICFはしっかりと考えてないみたいだ…それはスポンサーから資金を得るためにあらゆるスポーツ選手やクラブチームの為への援助をやめさせようとしているようです。それに加えて、彼らは我々が持っているイベントのブランド管理で、我々が支払いを伴わなければならないイベントから締め出そうとしている。、
「絶え間なく前進しているのです、私は、彼らが取るつもりであるスペースの対価を支払うのであれば良しとすると思われます…」
これは多かれ少なかれ選手の大半がこの段階ではICFのガイドラインを考えなくてはならないだろう。いくつかは、別の観点から考えて見る事にしましょう。
「設備等にICFおよびイベントスポンサーのロゴを配置することにより、スポーツの為により多くのお金が、スポーツ振興に正直に使用されるのであれば、その一部は選手側が受け取るべきでしょう。もっとも、ICFの一部の管理外の部分でスポーツ選手が管理するならば、より理想的ですが。」
==========20130312============
簡易翻訳FOCHMAG.COM
解説
ICF側の競技の見栄えが、自動車レースのような広告まみれになることで、高貴なカヌー競技のイメージが損なわれてしまう。その上にICF側に広告利権を持たせることで、イベント運営費用と自分たちへの報酬を賄おうとしていると、メーカー側にも選手側にも考えられている。
なぜなら、スポンサードされた大会イベントでの主役である選手たちへの還元方法が全く明確にされていない。選手たちは数少ないスポンサーを獲得するだけでも大変な状況で、現在(以前書いた女性C1競技など)でも世界的な不況により、国からも、国内企業からの支援もなく、ワールドカップを辞退せざるを得ない選手が出ていることである。
このようなことから、GALASPORT社は自由な裁量の自由な支援契約を選手とスポンサーはすべきであり、選手育成支援自体メーカー主導で行われていることを、協会は忘れて、自己都合だけだ!と反論しているのでしょう。
僕は気が付きました、国際カヌー連盟はF1のような組織運営をしようと、考えはじめているようです。

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