[コラム]カヌーでライフジャケット(PFD)をつけない人に何かをいうべきなのか? 川遊び、海遊びでボートやカヤックを浮かべて川下りしたり、湖面を漕いでゆったりしたりと、スポーツとしてだけでなくリラクゼーションの余暇に楽しむ人もいますが、いまだにライフジャケットを身につけていないことで起きる死亡事故は、今年も含めて、毎年のようにニュースになります。 これについて、プレーヤーはどのように対応する方が良いのでしょうか? |
風になれ、波になれ―野田知佑カヌー対談集 > |
この本の写真を見ればわかるように、ライフジャケットを着用していない。撮影用だとしても、本当のボートマンなら着用写真を撮らせるだろう。この本のタイトルの「風になれ…」これを読んだ人が「千の風」になるのでは笑い話にもなりませんよね。実際海外ではこんなことは許されない。子供の教育の一環として小学校の低学年でもボートに乗るときに身につけるものはなんでしょう?答えジレットデサウバージュ。日常的な空間に存在しているし、子供への悪影響が懸念されるものについては社会の目が厳しい意見を言ってくる。それが欧米の慣習なのですが、このように、基本的なことさえ無視してカヌーカヤックについて語る本が 出ていたとは驚きです。表紙自体でボートの通念を否定している本はもちろん読むに値しない。
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そこで、私たちはどのように、このような人達に対応するべきなのかを考えて行こうと思います。
意見A:やはり、人命に関わるとても重要なファクターですので、彼らに教えてあげるべきだと思う。
意見B:そうですね、注意しているわけではありません、注意喚起をしている。安全への軽率な考え方で彼らが死ぬことにならないようにしてあげたほうが、彼らの為です。
意見C:彼らが事故に合えば、多く の人命救助に関わる人達が 大変な思いで救出しなければなりませんね。救助する側も命がけになる事もあるでしょうし。沢登りで遭難した人を救助に向かったヘリコプターの墜落や、河原 でバーベQをして、注意したにも関わらず無視して、増水で川に流され、救助隊が助けられずに流されてしまう人達などもいますし。
意見D:そうなんですよ、せっかく危険だからと言ってあげたのにもかかわらず、バカにしたり、時には逆切れというおかしな人達もいますから。そういう彼らに好意で教えたのに嫌な思いをするなんて、ほっとけばよいのでは?
意見E:お店でボートを買うときにライフジャケットを勧めているでしょう。それを買わないのだから、そもそも人の意見を聞くような人達ではないのですよ。
意見F:水上でのカヌーやカヤックやラフティングなどで正当にやっている私たちが彼らと同じように見られてしまうというのもありますよね。危険であぶない、そんな目で見られていたら、スポーツとして普及しなくなってしまう。
意見G:そういう事件が起きれば、行政がまた細かい法律を施行するようになる。常識の範囲よりも法律が上だと勘違いしている人達も大勢増えてきていますから。
意見H:そもそも非常識な行為が蔓延することで法律による規制がかかるわけですから、みんなのこういうライフジャケットの着用については、やはり教えてあげるべきなのでしょう。
意見I:川や海をなめていれば、神が罰を与えることになっても当然。自然に人間は勝てない。水の大きな力に飲み込まれることは事前知識としてあたりまえ。それを調べもせずにネットでボートだけを買う人がこのような裁きをうけるのだ。
意見J:PFD は命を守るため のものではない。命を守る確率をあげる補助道具なのだから。海や川を恐いものだと思ったことが無い人は一人前じゃないと言われるけど、一般の人があえてそ れを調べるようなめんどくさい事を求めるのは酷なのではありませんか? 仕事でも前準備ができない人は失敗する。そんなこと、どんな世界だっていっしょなのに、それがわからないようなバカがこうなるのですから、ほっとけばいい んですよ。
意見K:みんなボート遊びがすきだから、その人達のプライドでルールを啓蒙していく意識があるから、PFDを身につけない彼らに言いたくなるのです。
意見L:でも温度差のある彼らのテリトリーに入っても、うるさがられるだけ、人間わかる人は身につけているし、わからない人は身につけない。そもそもタイプのそりが合わないのですよ
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今や釣り客も身につけています。TVの釣り番組では必須アイテムです。ボート遊びにこの写真のような間違ったイメージが日本にだけ定着してしまっていることを考え直させるようなメディアの対応も、訴えかけていく姿勢も、ボート愛好家たちの負担になってしまっていることは悲しい現実です。
あなたはどうすべきだと思いますか?
子供には絶対つけさせる 親の義務 |
大人でも想像以上に 水の力に驚く |
釣りのひともベスト 着用があたりまえ |
救命胴衣いろいろ
ちなみに私は3着もっています(人用のも買ってある、買ったのは随分と前だけど、丁寧に保存してるのでいまだにきれいです) 最近は従来型のPVCと言う浮力材より新しい、処分時の環境破壊が少なくなるNBR素材もでています。
※多くの河川海での災害遭難事故死亡者の方がたにはご冥福をお祈りいたします。
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