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2021カヌースプリント決勝結果など Canoe Sprint European Olympic Qualifier Szeged

polesen 2021seged - 2021カヌースプリント決勝結果など Canoe Sprint European Olympic Qualifier Szeged

セゲドでのオリンピック出場枠獲得速報
日本では、昨日の夜中にライブストリームが始まったこの大会。誰も見ていないでしょうから結果だけお伝えします。ストリームは前記事に貼ってあります。
14日のパラのライブ情報は記事の一番下にあります。


東京2020大会の出場枠をかけたセゲドで開催された欧州予選の最終日の結果

追加獲得シート カテゴリー
スペイン 3艇 男子C2 1000、女子C1 200、K1 500
マリア・コルベラ選手が女子C1 200で優勝
イザベル・コントレラス選手がK1 500で優勝
カエタノ・ガルシア選手とパブロ・マルティネス選手が男子C2 1000で優勝
ハンガリー 2艇 男子K2 1000、C2 1000
ロシア 2艇 男子K1 200、女子C2 500

他のシートについては、
イギリス、イタリア、ラトビア、モルドバ、ドイツ、クロアチア、ベルギー、ウクライナが出場枠を獲得しました。

◆スペイン国
2016年のオリンピックで予選敗退した後、カヤックからカヌーへの転向を決断したコルベラ選手「20年以上前からオリンピックに出ることを考えていましたが、カヌーで漕ぐようになってからは3年しか経っていませんでした 。
2015年にカヤックでK4で予選に挑みましたが、結果かないませんでした。2016年は私にとって長い1年だったので、何かを変える必要がありました。そのようなわけでカヌーに挑戦しましたが、今日はとても幸せな気分です。もっとやるべきことがあると思うレースでしたし、オリンピックに出るためには変わらなければならないと思っていたのですから」

チームメイトのコントレラス選手は、K1 500の出場権を獲得してオリンピックデビューを果たすことになります。
また、ガルシア選手とマルティネス選手は、過酷なC2 1000でその経験の浅さを証明しました。

マルティネス選手「午前中、他のスペイン人クルーがとても良い仕事をしていたので、その良い仕事を続けなければならないと思いました。」

◆ハンガリー国

ハンガリーのコルネル・ベケ選手とアダム・ヴァルガ選手は、水曜日に行われた2つの不本意なレースから立ち直り、男子K2 1000で最初から最後までリードしました。
コルネル・ベケ選手「昨日は最高の日ではありませんでしたが、準決勝、そして決勝ではいくつかの問題を解決することができました。」

ハンガリーの2つ目の出場枠は、男子C2 1000でバラッツ・アドルフ選手とダニエル・フェヘス選手が2位に入賞したことによるものです。

ロシアからは、男子K1 200で優勝したエフゲニー・ルカンツォフ選手と、女子C2 500で2位になったクセニア・クラハとアンナ・クニアゼワ選手が出場しました。

男子 カヤック一人乗り1000m A決勝レース状況

注目のセンターレーンはこの3人。先日の記事にも書いたポールセン選手が中央と復活の期待がもたれます。
4レーン ANDREA SCHERA選手(セルビア)
5レーン RENE POULSEN選手(デンマーク)
6レーン ARTUUR PETERS選手(ベルギー)

スタートダッシュに成功したのは7レーン、続いて6,8,5と続きます。
スタートから15秒後に6レーンのペーター選手がトップに立ちけん引していきます。250m地点で6のペーター選手1艇身離れて5レーンのポールセン選手が続き、さらに1艇身離れて中団が形成されるレースとなりました。
残り100mから各選手の追い上げが始まりましたが、ポールセン選手の調子がおかしい。50m手前で減速が激しくなり、横の7,8レーンの追い上げがすごくなりました。そして、そのまま維持したベルギーのペーター選手が優勝です。

◆ベルギー国
男子K1 1000は、ベルギーのアルトゥール・ピーター選手が序盤からペースを上げて集団を引き離そうとしたため、手に汗握る展開となった。最後の300メートルで集団が急速に迫ってきたが、ピーター選手は粘り強く走りきり、2度目のオリンピック出場のチャンスを得た。

ピーター選手「これは僕にとって世界的な意味がある。最後の1年は本当に大変だったけど、トレーニングを続け、集中力を維持して、やり遂げたんだ。最後の300メートルは、乳酸があふれまくり腕が回らずに辛かった。後続が迫ってくるのを感じたが、何とか持ちこたえることができた。ベルギーにとっては大きな出来事です。私たちはとても小さな国ですが、4人の選手のうち3人がすでに選抜されており、パーフェクトな結果ともいえるんではないでしょうか。」

◆ドイツ国
ドイツのサラ・ブルースラー選手とメラニー・ゲプハルト選手は、わずか2週間前に女子K2 500の予選のために一緒に来て、完璧なタイミングでレースを行い、タイトなフィニッシュで唯一のオリンピック出場枠を獲得しました。

ブルースラー選手「これまでの私のキャリアの中で最も重要なレースだったかもしれませんが、考えなければなりません。これが私たちにとってどんな意味を持つのかはわかりません。ドイツの女子2人のチケットを手に入れましたが、それが私たちになるかどうかはわかりません。私たちは少し歳をとったことでレースを落ち着いてランすることができました。」

◆ウクライナ国
パブロ・アルトゥホフ選手は、2016年のリオ五輪の男子C1 1000で4位に入賞し、木曜日には予選の決勝でトップとなり、2度目の五輪への出場権を獲得しました。

アルトゥホフ選手「確かに人生で最高のレースだった 。リオの時もそうでしたが、今回の方がより力強さを感じました。自分にはできると言い聞かせながら、心の中で努力していました。」

◆GB国
イギリスのデボラ・カー選手は、女子K1 200の決勝で優勝し、東京での優勝の可能性が最高に近い存在となっています。

カー選手「緊張しました。コーチやサポートスタッフ、そしてホテルや家にいる選手たちの反応を見ていると、この大会がどれだけのチームワークを必要としているかがよくわかります」。

◆各国の状況
女子C2 500で優勝したモルドバのダニエラ・コチウ選手とマリア・オラルサ選手
男子K1 200でラトビアのロバーツ・アクメン選手は2位に入り、東京への切符をゲット。
女子K1 200で2位となったイタリアのフランチェスカ・ゲンゾ選手が獲得しました。


優勝したイギリスのデボラカー選手

LIVE STREAM 14th MAY

2021 ICF Canoe-Kayak Sprint & Paracanoe World Cup Szeged / Day 3: Heats – Para

2021 ICF Canoe-Kayak Sprint & ICF Paracanoe World Cup Szeged Hungary / Day 4: Semis, B Finals – Para

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2021 ICF Canoe-Kayak Sprint World Cup Szeged Hungary / Day 5: Semis, B Finals


ICFのメディア対策ありがたい,助かるわー。見せれないのですが。thanks

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