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組み立て 新カヤック ハイパー

tit boat how - 組み立て 新カヤック ハイパー

またしても、新しい組み立てタイプのカヤックが登場しそうです。
その名も「ハイパー」一風変わったカヤックですが、バウのストレートランに適した形状に、スターンのぶち切れた感じが、とても面白い発想だと思います。


いくつかのボート遊びを一つのボートで

今年の1月21日~28日まで行われたデュッセルドルフのボートショーでデビューした新しいスタイルのボート。

それがついに一般販売への道にさしかかるようです。
この新しいボートは、実は、カヤックだけのスタイルでは無かったのです。
カヤックに加えて、ローイング(手こぎボート)、セーリング(帆が風を受けて進む)に対応したボートなのです。

3つものボートを、スポーツの形態に合わせて持つなんて事はまずあり得ないのですが、このハイパーは一つのボートでこのいくつかのナウテイックスポーツ(水に関係するものを指します)を楽しめるようにデザインされたものなのです。

デザインはナウテイックスポーツの愛好家。

彼はオーストラリアで5年間、ヨットやモーターボートなどの、あらゆるナウテイックスポーツを楽しんでいました。そして、シティライフに戻ったときに、彼の好きなナウテイックスポーツが一つのボートで楽しめる用具の妄想を現実化しようと思い立ったのです。
スマートでパーソナル(個人仕様)のデザインを実現するために、専門家の人たちを集めてチームを作ったのが始まりだと言っています。

ボートの形状は、カヤックと違いますが、モーターボート系やヨットを想像すると納得がいく形だと思います。
その形を縮小し、船体への水の抵抗の軽減や安定性を高く設計し、制御しやすいように考えられているとのことです。
もちろん海の波などが起きる広い場所も活動しやすいのですが、流れのあるような河川デモ対応できると言っています。

流体力学のルイスミルトン博士も境界層抗力の改善などに対する微妙なデザインの変更でハイパーは完璧なまでの仕上がりになったそうです。
素材も、新しいポリプロピレン素材を開発し適用しているとしています。

実際の性能テストではレットマン社と協力して行い、チャンピオンのテストでも良いボートと印象つけられました。

持ち運びも簡単なように


そして、何よりも海外でも日本でも悩みの一つである、ボートが大きいことと、それの運搬手段の問題。
その二つとも解決したのが、組み立て式で持ち運びできる大きさであるということが、もう一つのキャッチポイントです。
重量は18ポンド目安。(約8.2kg)
たたんだときのサイズは、長さ1010mm/幅800mm/厚さ250mmとなっています。

そして、目玉は、太陽エネルギーのソーラーパネルを設置でモーターボートにもなることができるのです。
航空便の認可も取得していますが、日本では要チェックしておいた方がよいでしょう。

2017年4月11日からキャンペーンが始まる予定となっていますが。
現在、価格等についてはまだ発表がありません。

(キャンペーンは日本じゃないので、よろしくね)

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