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オーストラリアオープン2016 決勝結果 C1W

ausopen2016 - オーストラリアオープン2016 決勝結果 C1W

オーストラリアで行われたカヌースラロームオープン競技会。
2016年2月5日~7日PENRITH


australian open canoe slalom race final
カヌーはパワー競技なだけに、女子選手は発展途上。しかしジェンダーで東京オリンピックでは採用種目になっただけに、この後の4年間でどうなるのかが興味深いのです。
今回は、ペンリスのホームチームのオーストラリア勢は大変有利。なぜなら、パワー競技では、パワーを補うテクニックを使うためのバッサンの癖を知っているチームなのだからです。
ここに、他国の選手が食い込めるのかが、この先の見どころとなるでしょう。

WOMEN Canoe monoplace
heat予選
女子カヌー選手は少ないために予選2は行いません。その代り全員の17名は準決勝に進むことができます。

semifinal準決勝
準決勝では、決勝に進むための10名が勝ち抜けます。合計ポイントの少ない順に通過していくのです。(合計=タイム(1秒1ポイント+ペナルティポイント)

final決勝

オーストラリア選手たちに表彰台を独占されたところに注目したいのは6位に食い込んだフランスのLucie Prioux選手。予選、準決勝と3位ポイントで決勝に来たのですが、決勝でペナルティ1つ+2点。タイムももう一息と言うところでしたが、素晴らしいランといえるでしょう。彼女は昨年2014、この大会のジュニアで優勝しただけに、東京オリンピックでもメダル候補と言われる選手に現実味が増してきた。まだ、パワーの差はあるが4年後には余裕で間に合うことは言うまでもない。ジェシカ以外にも多くの選手たちが目標を持つことができる女子カヌースラロームとなってきたのです。

今週はジェシカデー(1日で予選から決勝まで行うスケジュールでした)になった。
最初から最後までジェシカ選手がトップに居続けたのも、今年最初のレースから乗っていけるのではないでしょうか。
また妹のノエミー選手も4位とFOX姉妹は絶好調な週末でした。

ジェシカ・フォックス選手コメント
Jessica Fox – Canoe Slalom Athlete
今週末からついにオリンピックへのタフな道が始まった感じがしました。レースが一つ終わって、あと二つとなり、私が習ってきたこととか実践できたし、いくつかのミスをなくしていけたと思うわ。それと、観客のみんなや、ボランティアで手伝ってくれた人達、世界中から来てくれた選手たちに、素晴らしいショータイムが行えたことに感謝しています。勝てたときにコリーナがおめでとうって。日曜日のカヌー一人乗りレースを楽しめたわ。2週間後のオセアニアチャンピオンシップがもう迫ってます。

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