サイトアイコン カヌー カヤック ネット マガジンCanoe Kayak Net Magazine

リップカレント とサーフスキー

logo cknm bridge - リップカレント とサーフスキー

サーフスキーのレースでは海岸からいかに早く脱出してレースコースに乗っていくかで、かなりの差がついてしまいます。
そのため、砂浜スタートなどでは、やみくもにスタートするよりもリップカレントをレース前に探しておくことは重要です。


RIP CURRENT とは?
リップカレントとは、離岸流ともいえる、海岸の砂浜や防波堤近くなどで沖合に向かって流れが進んでいる場所を指します。


離岸流の幅はそれぞれで、狭いものから、幅20mぐらいになるものも存在します。
基本的に流れがループしていますので、その近辺は横に潮が流れているケースもあります。これは、海面下で海岸からちょっと離れた場所まで砂が海岸線と平行に盛り上がっているその隙間の砂が無くなっている部分などから水が沖へ流れる道の始まりとなる切れ目としての役割になってしまうからです。
堰き止められている場所の隙間から流れ出すので、沖への流れも速い

潮の谷間、波が不自然に無い場所などは、リップカレントのチェックをしてみましょう。

レースのスタート地点近くに、これがあればボートを引きずってすぐに海へ入り漕ぎだすよりも、リップカレントまで、ボートを移動してそこから乗り込んだ方が、はるかに早く沖へ脱出できるために、必死で漕がずともアドバンテージが取れるのです。

この流れからレースポジションについた時に、ブレイクアウトしレギュラーの波に乗って進みますが、一般的にサーフスキーは海岸線と平行にラインが作られているので、自然とリップカレントから脱出しているはずです。

モバイルバージョンを終了