サイトアイコン カヌー カヤック ネット マガジンCanoe Kayak Net Magazine

エルゴノミックシャフトの話 その2

ufockcoach - エルゴノミックシャフトの話 その2

前回書いたエルゴノミックが初心者のテクニック不足を補う物であるとかきました。


では、海外の選手は使っていないのでしょうか?

実は使っている人もいます。

■競技の選手の利用について
使用理由は3つあります。
1つは、週間30時間以上のハードな練習によって、慢性的な軽度な怪我をしている。
もう一つは、広告塔として契約上使用することになっている。レーサーではまず無い。
最後は特殊なテクニック

この、とある国のスラローム選手では使用する人がいるのですが、それはスタイルによるもので、独特のタイトにいくためのニュートラルなポジショニングを高い頻度でモーションをかけるのですが、その為の曲った方向へのOOOの為にやりやすいのです。ただこれを知らずに彼らのモーションをしないのにエルゴを使っても利点がないので、カヌーカヤックニュースマガジンで全選手の操法をチェックした時に、日本の男子女子選手も含めタイムが遅くなるだけの道具でしかないのです。

操法を知らないのに使う理由がわかりません。わざわざエネルギーを減らしているだけなのです。テクニックへのリスクを加えているだけ。
そして、ある国のこのテクニックには最大の弱点があるのですが、それを知らないで行っても100%遅くなる結果しか出せません。
パワーも無いのにオフセットやクランクを使わせるとは、本当に勝てないことを推奨し続けているのです。
選手がかわいそうでなりません。

NHK杯では道具に不満と書いただけにしていますが、このへんわからない人もいるので簡単に書きました。道具による不満とかいたものは別な要素もいくつかありますが、今回は除外します。


ボリ ヌブー選手はストレート 今日のWC La Seuで優勝です。

ちなみに、このへんは普通のツーリングやダウンリバーの人達には使わないテクなので気にしなくても大丈夫です。

モバイルバージョンを終了