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カヌーのテレマークターンって 何?

カヌーのテレマークターンとは、ズバリ回答!


日本の本などで昔みたことがあるテレマークターンとかいうものの、意味が分からなかったのですが、
そんな言葉ヨーロッパでもアメリカや世界中のどこにもこの言葉はありませんし、私も聞いたことが無いのです。

カヌーやカヤックcanoe,kayakでバウ側45度にパドルを入れてターンする事を言っているらしいことが分かったのです。
和製英語なのでしょうか? だれがひろめたのか、意味もよくわかりませんが、この言葉をつかっているなら、上手でないことはわかります。多分スキースラロームを見て知ったかぶった人が、こういう言葉を用いたのでしょう。TELEMARK(テルマルクともいう)はスキーとブーツのかかとを浮かせられるもの(ノルウェーの地方名)。ノルウェー人のカヌー用語でもない。回転とは何の関係もない。

・日本でカヌーを広めた人が知ったかぶりだった!?

■カヌーカヤックに関して外国では使われていない
なぜなら、その言葉が一般的なテクニックならばヨーロッパやアメリカの本などでも紹介されているはずで、スキルも色々あるはずなのですが、一般的でもないということは、ちゃんとした裏付けのあるものを調べて取り入れたわけではなさそうです。

これをもし競技指導者が使っているとしたら100%世界で通用しない。
カヌーカヤック専門WEBサイトのこのCKNMで、多くのファイナリストを分析してきた私が、何十年も日本選手のタイムが出せない原因がこれが関係しているのかと思うようになったのです。
現場で使われているのではないかと疑っています。

雑誌やカヌーの書籍に載っていたら、その本は全て眉唾程度内容で、ごみ100%で間違いないでしょう。

・まとめ
日本カヌーカヤックの黒歴史の一つです。

変な言葉が広がることは、進化の妨げになるので、できるだけ世界共通のワードを使った方が、色々調べられると思いますが・・・

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