カヌースプリントワールドカップ 第1戦 K1男子1000m予選結果

2015年5月15日~17日(日曜)まで、ポルトガルの モンテモルオヴェーリョ ハイパフォーマンスセンターでICF公式レースのスプリントワールドカップ第1戦が行われています。そのカヤックソロ(シングル、モノプレース)今大会唯一の日本人選手が出場する競技のK1M1000mのレース予選結果。


ワールドカップ第1戦のカヤック1人乗り1000メートルレースでは、予選が3組、準決勝が2組となっています。
各レースの1位は決勝Aレース(メダリストを決める本決勝)に出場となり、他に決勝Aレースに出場する方法は、準決勝で各レース3位までに入ることが必要です。
予選ヒートは最下位にならない限り準決勝に出場することができます。
準決勝で決勝Aレースに出場できなくなった各レース4位~7位までの選手は決勝Bレース(順位決定戦)に出場することができます。最下位にならなければ決勝の道はあるのです。
■予選レース結果
2015wc01 k1m1000 - カヌースプリントワールドカップ 第1戦 K1男子1000m予選結果



■準決勝レース結果

2015wc01 k1m1000m semif - カヌースプリントワールドカップ 第1戦 K1男子1000m予選結果


レースを距離ごとにチェックした画像です。
残念ながら、日本の選手(赤いボートの6レーン)は100m地点以降一度もレースに映ることが無かったので、選手分析はできません。しかし、5レーンという隣のレーンでフランスの選手がトップで決勝に進んだことで、ボディの使い方を間近でチェックできていたり(レースに夢中で見ていなかったら最悪の出来事)、決勝の結果次第で、どれだけの差があるのがをレースを通してシミュレーションはできるでしょうが、こちらでは映らないことにはなにも解説できません。
同じ予選をランしたスペインの選手は同じようなタイムで決勝に進みましたが、4時間のインターバルの使い方かもしれませんが、Suzuki選手は予選で力を使い果たしたのか?怪我なのか?大きくタイムが遅れてしまっています。

予想では準決勝で隣の選手についていこうと前半で飛ばし過ぎたために、予選からの4時間でエネルギーの回復が十分にできなかったことで体内のエネルギー切れになってしまい、その後レースをするだけで精いっぱいになってしまったのではないかと考えます。(体内酸素などについてはエーネストブック参照ください)
原因は本人のみぞ知る。風もありましたが世界との差20秒(この先が勝負となってくるレベル)を縮めるのは次のワールドカップでも無理なので、戻ってからの報告会でまともな事が聞ける連盟員がいるのか?研究者がいるのか?強化部長自体でたらめな用語を使ってるぐらいなので進展するとは、なんともいえないです・・・。本人が気の毒に見える・・・。
sprintwc01 k1m1000 - カヌースプリントワールドカップ 第1戦 K1男子1000m予選結果


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