映画 ワイルドシングス4

映画批評
ワイルドシングス:フォーサム

Wild Things: Foursome

初っ端から男女の裸が出てくるので、家族向けではない映画。
あらすじは、ネタバレ注意
父親の金欲しさに悪だくみをして、父を殺して遺産を手に入れようとするが、遺書を管理する男によると、特定の条件の元でしか遺産が払われないという。
男女が悪だくみ、刑事があばこうとする
そして証拠隠滅の為に殺し合い、誰が生き残るのか?

 感想

はっきり言うと、監督の自己満足
ラストにフラッシュバックしながら監督の名前などが表示される事がその表れなのですが、そのフラッシュバックが、最後の結末の身勝手な、こういうことが実はあったのシーンで、つじつま合わせでしかない。
フラッシュバックするなら、あのシーンのこれがヒントだったのです!みたいな見せ方で観客をなるほどと言わせるのならともかく、どこをどう繋がったらそれが出てくるのか、全くわからない。
つまり、ストーリーの展開も強引にそこに持っているので、なぜ急にこういう展開になるのかがわからずに、ストーリーに入れない。
何だこりゃが、ほとほと続いて、結末。
その結末も最後の最後で全く意味が分からない登場人物。
単に、見ている人をどんでん返しをした、を何度も繰り返し見せたのだ!という構想だけが突っ走っている映画。

美女だが、引き込まれるような美女でもない。
男優も男受けしない。
刑事、ここだけがストーリーを維持する最後の砦だが、最後の方はぐちゃぐちゃな設定でかわいそう。

そんな映画でした。

"Wild Things: Foursome" 2010 Trailer (HD)

出演者

ジリアン・マーレイ(ブランディ)
マーネット・パターソン(レイチェル)
アシュリー・パーカー・エンジェル(カーソン)
イーサ ン・S・スミス(ジョージ)
ジョン・シュナイダー(ウォーカー刑事)

【監督】アンディ・ハースト

【製作年/国】2010年/アメリカ