趣味と危険の意識

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昨今、再びカヤックボートの売れ行きが若干だが上がっている。
以前は、カヤックは都会の喧騒を逃れる手段として、自然あふれる人のいない場所でひっそりボートを浮かべて楽しむ事がアウトドアライフのネイチャーであるというイメージがあり、それはまた一部のアメリカンライフに影響された人達の発信によるものが情報の全てであった時代のことでありました。

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そして、スポーツ的な意識。
オリンピック競技としても存在しているカヌー、カヤックのスプリントやスラロームだけでなく、ポロやダウンリバーなど色々なボートを使った競技が存在しています。高額なボートのため、昭和や平成中頃まで貧困だったアジアではその競技に参加することはほとんど無く、参加者がいない為、一部の数国間でアジア大会が開催されていました。しかし、競技スキルはあり得ないほどの底辺で、まともな情報さえなかく、技術情報だけで無く、大会結果さえよく分からないものでした。

これらを、打開するために、私は、カヌー教育という世界で進められていた正しい方向にあらゆる面から進めていけるように研究し、本にまとめました。

現代のマーケットは

そして現代は、フィッシングとカヤックのアミューズメントがカヤック市場をしめている。

拡大するときに、カヤックだけで無く多くのブームは、危険への希薄さのレベルの人達に急速に膨らんでいくことは同様に見られる現象である。

たしかに、危険ありき、人が死ぬレベルになるまでの危険度をもった水上のアクティビティは、以前は多くの人が怖がって参加しなかったカヤックも、安全のようなイメージが広がることで参加することに心のブレーキが緩むのであるから当然であろう。

リスクマネジメントについても、語ってきたが、そのリスクを予知できないレベルのまま、危険度の高い場所へ出航してしまう。

事故が起こらなかったのはラッキー以外になんでもない。

販売メーカーや販売店はボートのセットアップについての説明はするが、危険とは何かを販売前に説明することは無い。

令和は情報が増えたね

本を出す前はでたらめだったカヤックと危険の関係も多少は広がり、海上保安などの行政も事故への啓発としたメッセージや、災害情報などもかなり早い段階で情報が得られるようになり、様々な情報をインターネットで発信もするようになった。
これから、冬場となるため、出航するには高度なスキルが必要となる。これは操船だけでなく知識や、対応するスキルなども色々含んでいる。

フィッシングも楽しいでしょう。しかし、死の直前までの体験をしてやめてしまう人も多い。
釣りの装備や釣り方や場所の研究ばかりで無く、
この季節に、色々、冬におきるリスクとは、水上のリスクなどを考えてみてはいかがでしょうか。

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