2022年9月29日~ポルトガルのポンテデリマでカヌーカヤックのシニア、ジュニア、u23のマラソン世界選手権が行われています。レースはレギュラー距離とショートの2つのタイプがあります。マラソンはヨーロッパが強いのですが、そこに切り込んでいるのがアフリカの南アフリカです。リバーマラソンなどでも有名な国です。今回は静水ですが、メダル獲得に向けて熱い戦いとなりそうです。そして、この大会には日本選手も出場しています。
日本選手結果
※敬称略させていただいております。
※表記:順位 選手名(読み) 走破タイム トップとの差
Lはラップ(周回)、ーはマイナス、-1Lは1周回遅れ
カヤック一人乗り女子ジュニア(19,00km 5 laps, 4 portages, 1 small lap)
25位安藤 万結Mayu ANDO 1:51:10.81
27位野村 結稀Yuki NOMURA 1:52:53.65 -1L
優勝ハンガリー国 Kata HORVATH 1:36:23.11
https://timetable.canoemarathonportugal.com/uploads/XML_Provas/83/pdf/1.pdf
シニア
予選2 カヤック一人乗り女子K1 Women – Short Race Heat 2(3,40km + 2 portages )
1/6 + next 8 best times of two heats to final
11位中井 穂香矢Honoka NAKAI 17:33.810 差+2:18.84
https://timetable.canoemarathonportugal.com/uploads/XML_Provas/83/pdf/4.pdf
※ポーテージとは、マラソンは水上を漕ぐだけでなく、周回に陸上をボートとパドルをもちながら走るエリアが存在します。その持って走る事をポーテージといいます。(写真 下)
予選1 カヤック男子一人乗り アンダー23歳 K1 Men – Short Race Heat 1(3,4 km + 2 portages )
1/6 + next 8 best times of two heats to final
20位深田 康平Kohei FUKADA 15:30.490+2:23.64
https://timetable.canoemarathonportugal.com/uploads/XML_Provas/83/pdf/5.pdf
予選2 K1 Men – Short Race Heat 2(3,4 km + 2 portages )
1/6 + next 8 best times of two heats to final
20位大和田 浩基Hiroki OWADA 17:18.34+04:05.36
https://timetable.canoemarathonportugal.com/uploads/XML_Provas/83/pdf/6.pdf
決勝 カヌー一人乗り女子 ショート シニア C1 Women – Short Race Final
3,4 km + 2 portages
13位大橋 玲奈Reina OHASHI 20:03.72+02:36.54
https://timetable.canoemarathonportugal.com/uploads/XML_Provas/83/pdf/8.pdf
決勝 カヌー一人乗り男子 ショート シニアC1 Men – Short Race Final
3,4 km + 2 portages
11位小梶 孝行Takayuki KOKAJI16:35.31+01:40.24
14位竹中 一生Issei TAKENAKA16:58.07+02:03.00
https://timetable.canoemarathonportugal.com/uploads/XML_Provas/83/pdf/9.pdf
カヌー一人乗り男子 アンダー23歳 C1 Under 23 Men
22,60km 6 laps, 5 portages, 1 small lap
スタート風景
津田選手は、スタート直後アグレッシブに攻めるがハンギングポジションに入っていなかった。その後ライトウィングに着いたが前の艇と接触してしまう。立て直しにちょっと時間がかかってしまう。最初のターンでパドリングのレボリューションが結構落ちてしまった。しかし、スタートについては現地の実況者も褒めていた。
最終的には2km以上はなされてしまったが、スタートのやり方については今までの日本人のレースを超えているレベルなので、この次の壁を越えて欲しい。優勝したスペインのDURO選手は桁が違う。今回の2選手がこの選手とのビハインド5分に追いつくには、あと5,60の壁が見える。一つづつ乗り越えていって欲しい。結果ではなく、未来が遠からず道が見える2選手だと感じる。日本選手だけで練習するとノウハウが身につかない。教えられる人もいないだろう。あと5回の冬の過ごし方がとても重要。がんばってほしいですね。
8位山本 侑京Ukyo YAMAMOTO2:05:13.28+12:53.40
9位津田 博翔Hiroto TSUDA2:07:30.91+15:11.03
https://timetable.canoemarathonportugal.com/uploads/XML_Provas/83/pdf/13.pdf
カヤック男子一人乗り アンダー23歳 K1 Under 23 Men
26,20km 7 laps, 6 portages, 1 small lap
25位 深田 康平Kohei FUKADA 2:08:47.63+14:29.21
29位 大岩 歩夢Ayumu OIWA 2:10:50.29 -1L +16:31.87
https://timetable.canoemarathonportugal.com/uploads/XML_Provas/83/pdf/16.pdf
以上は9月30日までのレース成績です。
他の選手も見ましたが、このC1M U23を今回注目してみていました。マラソンは面白いね。
残りの結果は別記事にあげようと思います。(予定は未定)
ストリーム
Junior K1w, C1 – Short Races
Junior K2w, C2m – U23 C1m, K1w&m