2022年3月9日 地図で見るとアメリカ合衆国のど真ん中に位置する場所に、モンゴメリー ホワイトウォーター パークが作られています。
パークの広さは120エーカーといいますから、東京ドーム10.5個分相当の広さというスケールの大きさです。
アメリカのカヤック世界進出からほぼ10年ぐらいとなりましたが、以前のくそみたいなアメリカのカヤックが、今オリンピックを含め、国際大会でも多くの選手がファイナリストだけでなく表彰台を飾るまでになってきました。新たに設置した教育構想が実を結ぶことが計画的に行われたためです。
これに伴いUSA国内でも更なるWWホワイトウォーターマーケットを強化すべく、モンゴメリー ホワイトウォーター パークが計画され、現在建設中なのです。
このパークはもちろん人口コースでありますが、オリンピック競技である、カヌー・カヤックのスラロームのリバー型ストリームをもっているため、流行りのSUP,もそしてラフティングなどのアクティビティもプレイできるのです。レクレーションプール流れるプールなどはありません。
設計も、S字型の自然河川をモデルとした素晴らしいコース設計であり、ストレートコースを作るような馬鹿な真似をしないのが、先進カヌースタイルを考えていることがよくわかります。
水辺だけでなく、急流下りやカヤックに加えて、ジップライン、マウンテンバイク、ロープコース、登山などの現代的なスポーツ要素を多く取り入れており、家族などの対応から集客層の幅を広げていることもわかります。
工費は39.8ミリオンダラーズ日本円(115円とすると)3980万ドル×115=45.77億円
に対して収益モデルが2250万ドル×(115円)=26億円弱
あとは運用と観光から収益モデルを作っていくとされており、モンゴメリー州の観光財政計画として詳細が詰められているそうです。
経済効果調査によると、このアトラクションには毎年約30万人の訪問者がモンゴメリーに集まり、継続的な運営により3,500万ドル以上が生み出されると見込まれています。
郡政委員会のエルトンディーン委員長「人口基盤を拡大し、新しい訪問者を引き付け、新規および既存の中小企業に追加の収入と機会を生み出す、前向きな考え方、生活の質のプロジェクト」。
JESCO、Inc.Constructionがリスクのある建設マネージャーとしてSouthernWhitewater DevelopmentGroupによって開発してます。
パークの強みは都市でなく、完全に山の中の自然体験学習のような、アメリカではよくある、個人が林間学校のプロジェクトへ参加するような感じと考えるとわかりやすいかもしれません。それらが、アメリカだけでも毎年色々な異なる自然学習体験をすることができるため、水上だけのラフティングで運営がなされるわけではありません。というか不可能でしょう。
2019年発表、昨年6月着工、2023年夏にグランドオープンする予定
資料
http://www.montgomerywhitewaterproject.com/activity.html
http://www.montgomerywhitewaterproject.com/home.html