毎年紹介していますグリーンレース。渓谷の激流を下っていくのですが、その注目ポジションがあるのです。今年は凄く画像がきれいで見やすくなっています。
動画ではカヤッカーが激流のサイクロンシュートを進むのを楽しむだけではありません。このレスキューのスキルの高さはとても見ていて面白いのです。
ひっくり返ったカヤックを転覆から起こしながら脱艇させずに復帰させる技とかには、観客一同大絶賛の声！
見ていたらハイファイブ連発するような動画です。
Inside the 2019 Green Race #5, Carnage & Sweet lines on Race Day
この動画５分あたりで撮影場所が切りかわりますが、それがまた面白い。
グリーンレースは180名のカヤッカーと２０００人以上の観客が集まる、カヤックレースの中でも史上希に見る激流ダウンリバーレースなのです。米国のグリーンリバーナローで行われています。
毎年、ゴリラを見チーフにしたロゴを募集しており、ロゴはTシャツになったりします。
今年は24回目の開催で2019年度は10月31日11月1日2日3日と行われました。
クラスはロングのカヤックとショートのカヤック、シニアやジュニアなどに分かれています。
本番前の試走動画
順位結果
シニア部門146名のうちトップ10人のみ表示します。
rank time firstname lastname Racer # Category Boat Class Boat Type
1位 04:04.4 Dane Jackson 1 Men Long K1 Jackson Karma Unlimited (11’10”)(下写真)
2位 04:12.8 MICHAEL FERRARO 5 Men Long K1 Liquidlogic Stinger (12’5″)
3位 04:20.7 Pat Keller 2 Men Long K1 Liquidlogic Stinger (12’5″)
4位 04:20.8 Isaac Hull 11 Junior Long K1 Dagger Vanguard( 12″)
5位 04:22.8 Jeremy Nash 8 Men Long K1 Pyranha 12R
6位 04:23.0 Matt Anger 7 Men Long K1 Pyranha 12R
7位 04:23.1 Tad Dennis 9 Men Long K1 Pyranha 12R
8位 04:23.3 Holt Mcwhirt 3 Men Long K1 Pyranha 12R
9位 04:23.7 Brad Mcmillan 6 Men Long K1 Liquidlogic Remix Stinger (11’9″)
10位 0:04:24 Dane Jackson 1 Men Short K1 Jackson Nirvana (9′)
トレーニングデー
高度なダウンリバー技術を求められますが、それにもかかわらず、エントリーフィが安い。ゼッケンだけなら２６ドル。
パーティとかTシャツとかゼッケンとか込み込みでも70ドル。
なぜかというと、運営方針を変更したのです。
今までは参加者などに自由に動画を作ってもらいアップしても良かったのですが、コンテンツ自体を興業として成立することで、参加者達へのフィードバックをより大きく出来るようなシステムにしたのです。これによって各選手達のあるかないかわからない動画での収益を改善していこうというものです。
イベントが段々大きくなってきておりスポンサーも増えていましたので、紹介時期からの転換期に入ったとみたのでしょう。面白いイベントだけに中継も見たい人が増えているのでは無いでしょうか。
kayaksessionTV
