アスリート発掘事業 天下りの巣窟 国体 体育協会

体育協会がオリンピックの為の7つの種目に関して、少年少女の人材発掘プロジェクトを任されることになりましたが、その運営についておかしな選抜方法の導入など、パワースポーツに関する知識が全くないでたらめな運営をしている事が見えてしまったので、コラムを書いてみました。


偽物のあつまりの体育協会に何ができる
以前、事業仕訳で、体育協会が補助金の詐取のような運営が問題にされて久しいですが、同じような事を今でも繰り返しているようです。
競技団体からの専門指導
プログラムとは何なのか?
世界に通じない人の指導は本当に基本として正しいのか?
その実証さえない競技。
あえてプロのあるボクシングと、世界最高水準のレスリングを除く。
その他の競技は県に数人しかいない競技もあり、やっていれば国体に出場できる。それも学校等の共有の道具で。
アジア大会など高額の競技用具が必要な競技では競技者数も数えるほどが実情で、アジアの貧困さとのアドバンテージだけで成績が上位になってしまうが、世界と戦えるレベルでないことは世界大会で実証されてしまう。
カヌーカヤック史上最強ハンドブックにも書きましたが、パワー競技等では、この年齢の身長などの成長と筋力の成長などに関して、この選抜システムでは効果が出ない事は事前にわかる物であります。
書類選考で何を基準に選んでいるのか?小学校時代の体育の成績や大会成績など何の参考にもならない。
鈴木大地よ、この団体を改革しなければならない!
体育協会として何十年も行っている団体だが、世の中に体育団体がイノベーションした実例は私は知らない。
実際はプロからのさらなるイノベーションを求めた人達によるスポーツ改革が日本のスポーツのレベルを上げてきた。
例えばUSAでスポーツトレーニングに関するメジャーリーグは先進的なものをすでに行っていた時代に、西武ライオンズだったタチバナさんがこのイノベーションを勉強し日本のトレーニングに対する知識を180度変えた。
それまで「根性」と重いものを持って動いたり、うさぎ跳び、水を飲んではいけなかったりと、今の時代ではバカな原始人たちと呼ばれてもしょうがない事が一般スポーツの正しいトレーニングとして行われていたわけである。
体育協会はなにもモノを研究してこなかったし、国体だけが命綱の団体で、天下りがこんな団体にわんさかいて税金をむしばんでいただけだったが、昨今の東京オリンピックの復活により、形式的なポーズとしてこの事業を始めたが、しょせん基本的なスポーツの知識がないためにこのような選定方法を21世紀も結構すぎた現在でも行っているのです。
選手への経費よりも関係者の人件費だけでスポーツ補助金が消えていく。
アマチュアの体育のリーダー的な存在がこれでは、日本のスポーツの未来なんてない。
まず体育協会の再編成を、スポーツ長官になった鈴木大地さんがメスを入れられるのか?そこから日本のスポーツは変わるはず、いや、変えなくてはならないのです。
スポーツ庁で、官僚がおいしい汁を吸ってる構造をまず見抜くことから、そして戦う事の大変さを、スポーツを行う人たちみんなが、長官を支える必要もあるのです。


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